30数年前のプラモデル (7) ヘンテコ改造車編
さてボクが遥か昔の学生時代に作ったプラモデルを紹介する
このシリーズも終わり間近の第7弾になりました。
今回は自分でも何だかよく分からないような
トンでもない改造をしちゃった作品(?)を紹介してみましょう。
前回の普通のクルマ編に対しては“普通じゃないクルマ編”とも言えましょう。
発想が斬新すぎて今現在のボクでは解説不能なものばかりでありますが、
まぁ笑い飛ばして貰えれば幸いです(笑)
今井科学の1/20スケールのスズキ・アルトを
なんちゃってラリーマシン風に仕立てたものです。
オーバーフェンダーは改造用にキットにあらかじめ含まれていたものです。
そのことにですら驚きですが。。。
当時「アルト47万円」で一世を風靡したアルトですし、
そもそもスズキ(の4輪)にはモータースポーツ・イメージが皆無でしたから
これはある意味皮肉を込めたようなあり得ないモデルとして作ったのだと思います。
でも、今改めて見返してみると案外雰囲気が出てるなぁと感じたりしてね。
こちらはLS(エルエス)のスズキ・セルボCX-G。スケールは1/20です。
特にスズキが好きだったわけではないですが、
フロンテ・クーペやセルボは今でも好きなクルマです。
好きなクルマなら普通に素直にそのまま作ればよいものを
プラバンとパテ盛りでシルエットフォーミュラ風改造を施しちゃってます。
でも、実車でこんなのあったらきっと萌えますね(爆)
これは、ニチモ(日本模型)の1/20 トヨタ・セリカ1600GTです。
2T-Gエンジンも再現されている凝った作りのプラモデルですが
パテ盛りでブリスターフェンダーを造形してワイドタイヤを履かせちゃってますね。
初代セリカは個人的に美しいカタチをしていると思っているので
いわゆる後付け半円のような当時のオーバーフェンダーは
その美しさを損ねているから似合わないと考えて
ブリスターフェンダーにしてみたのではないでしょうか。たぶんね。
かといって出来上がったものがオリジナルより美しいとは言えませんがorz
こちらはバンダイ模型の日産スカイライン(6代目)RS、1/20スケールです。
ですが、なんじゃこりゃですね。
ミッドシップ化やツインエンジン化を想定したわけではなさそうです。
かといって電動オープンルーフというわけでもないようで、
うーん意味不明ですね。
FJ20エンジンなどは真っ当に仕上げているんですけどね。
ギャハハ、これまたなんじゃこりゃですね。
ベースは東京マルイのKPGC-10スカイラインGT-R(1/24)でしょう。
けど、ベースが何かなんてどうでもよくなっちゃってますね。
まっキャビン部分やトランク部分を切り詰めてチョロQっぽくなってます。
どんな意図があったのか、何もなく思いつきなのか全く分かりませんねぇ。
こんなトンデモ状態ですが、パトライトは麦球で点滅するようにしてたりします(笑)
こちらはベースが不明ですが、
マツダ・サバンナRX-7(初代)であることは分かります。
ほとんどの組立て説明書(説明図)は保管してあったので
それでどのメーカーのどんな仕様のプラモか分かったのですが、
こいつはそれらしく該当する説明書がなかったため不明品になってしまったのです。
シャシーを見れば区別がつくかなと思いきや…
いやそもそも載ってるエンジンがロータリーじゃないです。
よくよく見比べるとこれは上記のマルイのスカイラインのシャシーと一緒です。
一緒なんですが、それはモーターライズ仕様で
フロントに電池を積むことになってます。
けど、これは謎のエンジンらしきものを搭載して
リア部分に電池を積んでライトを点灯するようにしています。
うーん、どういう組み合わせで改造したのかもう究明できないですね。
最後は、ランチャラリー037 ?
いやいやタミヤ製のホンダ・バラードスポーツCR-X (1/24)がベースです。
ランチャラリー037を作りたくてこうなったというわけではなく、
なんちゃってパロディー作品として作ったはずです。
だから日本のナンバーをそのまま付けていたりするわけです。
マルティニカラーの塗装はなにかのデカールの流用ではなく、
一本一本マスキングして筆塗しているみたいです。
若い頃にはすばらしい根気があったんですねぇ(笑)
こんなのを実車で作っちゃってランチャランチに行ったら大ウケするでしょうね…
模型の世界はそんな妄想を手軽にできるから楽しいですねぇ。
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コメント
キットの改造は見ていて楽しいです。
前回まで紹介された作品は主に塗りやパーツの流用でしたが、今回の切った貼ったの独創性は素晴らしい!
セルボの「元のラインを残しつつ実車でもありそうなボディ改造」はオリジナリティが高いですね。
スカイラインのうち1台はピックアップ化でしょうか?
もう1台のショートホイールベース化もですが、アメリカとかならありそうな改造ですね。
CR-Xの改造といい、思いついても実車でやるわけにいかないことを試してみられるという、プラモの楽しさを満喫している感じが伝わってきます。
「麦球」というのが時代を感じさせますね。今ならLEDでしょうから。
もし点灯できるなら、ぜひ光っている写真も見せてください!
投稿: ぶらっと | 2017-05-31 19:12
>ぶらっとさん
ポジティブ評価ありがとうございます。
褒められて伸びるタイプなので…(嘘)
パトライトは電池入れたままで電解液漏れによる
腐食が見られたので、点灯は無理みたいです。
なんかの基板があるので点滅か何かするようですけどね。
投稿: JET | 2017-06-01 05:26