30数年前のプラモデル (3) F1マシン編
今日・明日とで静岡ホビーショーが開催されてますね。
そろそろプラモデル作りを再開しようと目論んでいる身としては
気になるので行ってみたい気もしますが、
休職中で自由な時間がいっぱいあると
わざわざ混んでるところに行くのが以前にも増して億劫になるという
なんとも皮肉な感覚に陥っているので自宅に引き籠っています(汗)
ところで、タミヤ模型の田宮昌行社長が今年5月1日に
59歳という若さでお亡くなりになっていたんですね。
謹んでお悔やみ申し上げます。
先日ブックオフで見かけたので購入して読んでました。
第1刷が2000年なのでもう随分前の著書ですが、
内容は1950年代のプラモデル(当時は木型模型)からの話なので
ボクが生まれる前からの模型の歴史が詰まっていて面白かったです。
模型業界、とりわけプラモデル製造は将来的に存続が危ぶまれてますが、
世界一ともいわれるタミヤの今後の舵取りはどうなって行くんでしょうかねぇ。
さて、前置きが長くなりましたが、ボクが学生時代に作ったプラモデルを
紹介するこのシリーズも第3弾になりました。
今日の記事では1/20スケールのF1マシンを一挙に13台紹介しましょう。
13台すべてタミヤ製です。当時はタミヤ以外のF1はほとんどなかったと思います。
ただ、ボクはF1マシンの構造をプラモデルで学ぶみたいな意識で
これらを作っていたので、なんの捻りもなくあっさり作ってます。
ですから、正直いって見どころはないかな(^^ゞ ですから、紹介もあっさりと。
ちなみに、JET-Photoの方でもう少し解像度の良い画像を
枚数も多く載せてますので、興味ある方はこちらをご覧ください。
先ず、フェラーリ312T3です。1978年のF1グランプリを出走したマシンです。
左のNo.11はカルロス・ロイテマン、右のNo.12はジル・ビルヌーブのマシンです。
No.12は白色部分をデカールに頼って作ったのが
経年劣化では仇となってしまってます。
デカールは細心の注意が必要ですね。
左) ブラバムBT-46 ニキ・ラウダ @1978年
中) タイレルP34シックスホイラー ジョディ・シェクター @1976年
右) マクラーレンM23 ジェームス・ハント @1976年 になります。
ブラバムもティレル(タイレル)も独創的なマシンで心躍ります。
マクラーレンはオーソドクスな印象ですが、
ラウダとのドラマチックなシーズンを戦ってチャンピオンに輝いた
ハントのマシンですから外せませんね。
映画「ラッシュ/プライドと愛情」を観た今となっては
フェラーリ312T2 ニキ・ラウダ @1976年も作りたくなりました。
ハセガワから発売されているようなので探してみましょうかね。
左は チーム・ロータス J.P.S. MkⅢロータス78 マリオ・アンドレッティ @1977年、
右は ウルフWR-1フォード ジョディ・シェクター @1977年 になります。
ロータス78はいわずと知れたグランド・エフェクト・カーの創始ですが、当時
それだけでなく J.P.S.カラーの渋さに惚れ惚れしたものです。
それよりなにより、ウルフは地味ですが、実は何気に大好きでした。
マシンの造形もカラーリングも渋くてカッコ良かったです。
左:ルノーRE-30Bターボ アラン・プロスト @1982年
右:リジェJS11フォード ジャック・ラフィー(ラフィット) @1979年
学生時代にフランス車に傾倒していたことはないんですが
それでもフランスのチームってなんか変だよなとは感じてました(笑)
フランス人パイロットも癖のある人が多い気がしますが、
プロストの芸術的な走りには心底魅了されましたね。
(この数年後にフジTVで放映されてからですが)
日本ではプロストは悪役イメージが強いですけど。
ウィリアムズFW-07 @1979年 です。
左:No.28がクレイ・レガゾーニ、右:No.27がアラン・ジョーンズになります。
ウィリアムズとしては初のグランド・エフェクト・カーですが
やはり手堅いというか(当時の)メカオタクとしてはつまらないマシンという印象です。
ブラバムBT50BMWターボ @1982年 です。
左:No.2がリカルド・パトレーゼ Ftウィングのない南アフリカGP仕様
右:No.1がネルソン・ピケ FtウィングありのカナダGP仕様 になります。
Ftウィングのないこのノーズコーンの造形にはかなり萌えましたよ。
今のF1-GPマシンにはこういう色々なものを削ぎ落していったような
日本刀みたいな美を感じられないのが残念なところです。
まっ、ジジイのたわごとですけどねorz
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