改めて赤帽サンバーの特徴を見てみる・続編
さて前回の記事の続きです。
前回の記事では富士重工製の赤帽サンバーの
専用仕様について紹介してきましたので、
今回は赤帽専用仕様から一般車に採用された主な仕様について
ボクのAKB38の画像などとともに紹介していきましょう。
前回記事と重複しますが、赤帽のホームページにおいて
以下の説明がなされています。
[赤帽車の主な専用仕様]
・赤帽専用4気筒EGIエンジン
・パッド摩耗警報付フロントベンチレーテッドディスクブレーキ
・収納式ハンドブレーキレバー
・2段階開度リヤゲート
・電源用ハーネス
・高照度ルームランプ
・専用デザイン 強化レザー表皮の専用シート
[赤帽専用仕様から一般車に採用された主な仕様]
・オーバーヘッドシェルフ(強化タイプ)
・電波式リモコンロック
・エアダム一体フロントカラードバンバー
・複合曲面、広角ミラー
・アームレスト一体ドアポケット(運転席側)
・デジタルツイントリップメーター
それではひとつひとつ見ていきましょう。
このオーバーヘッドシェルフはキャビンのハイルーフとセットとなってます。
まぁハイルーフでなければこの空間は生まれないので当然のことですけどね。
強化タイプといっても頭の上ですからあまり重い物や硬い物を載せるのは
危険な感じがしますが、ホイホイと載っけることが出来て便利です。
しかし、その便利さ故にかボクが購入した時には色んなものが載ったままで
使い古したマスクやテッシュ、溶けかかった飴まで出てきて
あまりいい気分ではありませんでした。
手探りで清掃するのも気味が悪かったので
取り外して清掃せざるを得ませんでした。
ここに載せるものには注意が必要ですね。
・電波式リモコンロック
これは今どきの車ではスマートエントリーが常識となっているので
何を今さらという気もしますけどね。
しかも、パネルバンの荷台はリモコンロックの対象外なので、
リアゲート、左右スライドドアなどは別々に鍵穴にキーを差し込んで
回さなければなりませんからあまり便利がいいとは言えませんね。
うーん、これも取り立てて謳うほどのことでもないかと思います。
この仕様でJAもOKということは、農道など悪路走行しないのなら
もっとアプローチアングルを削った大型スポイラーを付けても良いかもしれません。
横風安定性が弱点のRRサンバーですから何らかの工夫をしたいところですけどね。
見た目はドアミラーの方がすっきりしていますが、
やはり視認性という点ではこちらの方が優れていますね。
もっともサンバーは角ばっているし小さくてホイールベースも短いので
車両感覚は非常につかみ易いから、そこまでありがたさは感じないですが。
それよりも車中泊仕様として荷室のガラス窓を埋めてしまうことを考えると
結局真後ろ確認用としてバックカメラが欲しいですねぇ。
地図などを収納するには便利そうですが、
今どき製本された地図に頼るということもないでしょうし、
アームレストというにはちょっと中途半端なサイズな気もします。
まぁ何も無いよりあった方がマシというくらいですかね。
・デジタルツイントリップメーター
軽商用車としてはツイントリップメーターというのは珍しいのかもしれません。
個人的にはあまりありがたみを感じないですけどね。
それより、このメーター、エンジン始動時に指針が
一度マックスまで振り切れるというスイープ機能が付いています。
実際には何の機能もなく単なる演出だけですが
軽商用車でこんなことしようとする遊び心はまぁ否定しないことにします。
って、何かとの共用でこうなっているだけかも知れません。
また、スイープがうざいと思う人はスイープしないように設定変更もできるようです。
最後はこのメーター・スイープの様子を動画でどうぞご覧ください。
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