中古の富士重工製サンバーを購入

一昨日および昨日のブログ記事にした
モーターファンイラストレーテッド誌のサンバーの記事に
自ら触発されちゃったわけではないのですが、
昨年の秋に中古のサンバーを購入してしまいました。

いろいろと訳あって、ダイハツ製の新車ではなく富士重工製の中古車です。
そして、見ての通り、１ＢＯＸタイプの乗用・ディアスでも商用・バンでもなく、
トラックの荷台に荷物用の箱を載せたパネルバンです。
さらに、訳あってなんと赤帽専用車上がりです（爆）

なんでそんなもんを買ったのか？

ずばり、早期リタイア後の車中泊旅行をもくろんでいるからです。
キャンピングカーといわれるほど本格的な大きさや装備を備えたものではなく、
単にベッドで寝て、テーブル＆椅子で簡単な食事や読書やＰＣ作業ができる程度の
ものを考えていますが、あくまでもおひとり様用です。

それに付随して自転車を搬送することも考えています。

もちろん、これだけの要求であれば、Ｂセグ・コンパクト・ハッチバックの
ラリっ娘ことプジョー１０６ラリーであっても不可能なことではありません。
助手席シートをリクライニングしてクッションやエアベッドを工夫すれば寝れますし、
ロードバイクだって前後輪外せばなんとか収容できます。

ただ、それが快適かどうか、準備や手順が面倒くさくないかどうかが問題です。

やはり、室内（荷室）空間が広く四角で高さがあるクルマの方が有利です。
かといって、大きく重いクルマは機動性に難ありですしそもそも好みではありません。
維持費などから考えても軽自動車は魅力です。

となると、ホンダＮ－ＢＯＸやダイハツ・ウェイクなどの
乗用プラットフォームベースの超背高系軽乗用車か、
スズキ・エブリィやダイハツ・ハイゼットなどのワンボックス軽商用車
（乗用登録含む）かで迷う人がほとんどになるかと思います。

ただ、ボクは移動のための運転席と車中泊のための空間とを完全に分離するのが
結果的に便利かつ快適ではないかと考えたわけです。
ウィンドゥの目張りをイチイチしなくて良いとか結露の心配をしなくて良いとか
生活観丸出しの室内を隠しておけるなどメリットが多いと考えています。
もちろん、デメリットもないわけではありませんが、
どこを重視しどう考えるかは個人によって違ってくるでしょう。

かといって、軽トラックの荷台に幌を張るだけでは
さすがに安全・防犯・快適性の面で不安ですから、
となるとパネルバンが最適解と思えるわけです。

一方、持て余すほどの時間のある早期リタイア後の旅ですから
かっ飛んで走ることもないのですが、
逆にそれ故に高速道路の登り坂なんかでも少しは余裕をもって走りたいとなると
ＮＡよりもここは過給機付きを選びたくなります。
そうすると、もう中古のサンバー赤帽専用車しか選択肢がなくなるんですね。

富士重工製のサンバートラックには赤帽専用車でなくても
スーパーチャージャー仕様が４ＷＤには設定されていましたが、
パネルバンとなると赤帽専用車しかなくなります。
２ＷＤ（ＲＷＤ）のトラックとしてもスーパーチャージャー付きは赤帽専用車だけです。

赤帽専用車は赤帽組合が使っていたものを
一般の中古車市場に流したものしかないですし、
富士重工製赤帽サンバーは人気もあるらしく
程度の良いタマは滅多に出逢えません。多分。

しかし、たまたまネットで探していたら見つけちゃったんですね。
しかも、その中古車屋さんは埼玉にあり自宅からまずまずの近場。

本来は早期リタイアが叶ってから本腰を入れて探そうと目論んでいたんですが、
もーこのタイミングを逃すとなかなか見つけられないんじゃないかという
強迫観念すら生まれてきて、フライングで買ってしまったというわけなのです。

このクルマの紹介なんかはこの先おいおいとしていきますね。