ISO8601
このJET-LOGを毎日読んでくれている奇特な方でも
たぶん誰も気づいていないと思いますが,
最近ちょっと表示形式を変えた部分があります.
日付の表示形式です.
以前は 2015.07.01 のように年月日の順にピリオドで区切った表示形式だったのですが
それを 2015-07-01 のように年月日の順はそのままですが
ピリオドではなくハイフンで区切った表示形式に変更したわけです.
よく海外なんかだと 01/07/2015 のように書いてあったりして
それがまた2015年7月1日(ヨーロッパ)だったり
2015年1月7日(アメリカ)だったりして混乱しちゃったりするんですが,
よくよく調べたら ISO 8601 として国際規格で決められているんですね.
それによると,基本形式と拡張形式があり,
基本形式では YYYYMMDD と4桁で年 2桁で月 2桁で日の順に続けて表記し,
拡張形式では YYYY-MM-DD と年と月の間,月と日の間にハイフンを入れる表記です.
ハイフンを入れるのは単に見やすくするためだそうです.
なので,このブログの日付表示形式も ISOに準拠したわけです.
まぁだからなんだってなわけですけどね(笑)
なお,日本工業規格 JIS では和暦を使った表記も決められていて
基本形式では YY.MM.DD 拡張形式では NYY.MM.DD となってます.
“N”ってのは元号で“明”“大”“昭”“平”か“M”“T”“S”“H”にあたります.
H27.07.01 とかになるわけですね.
さらに,ISO 8601では時刻の表示形式も決められていて
基本形式では hhmmss と2桁づつで時(24時間),分,秒の順に続けて表記し,
拡張形式では hh:mm:ss と時と分の間,分と秒の間にコロンを入れる表記です.
これは元々このブログでも拡張形式になっていたのでISOに準拠してましたけど,
でも日付と時刻の両方を表記するには,
それぞれ基本形式か拡張形式かを統一しなければならないのと同時に
日付と時刻の順番にしてその間にアルファベットの“T”を入れないといけないんです.
基本形式なら YYYYMMDDThhmmss だし,拡張形式なら YYYY-MM-DDThh:mm:ss です.
脱線しますが,秒のssは 00~60まであるんですよ,知ってましたか?
00と60は同じじゃないかと思われるかもしれませんが,
60というのは滅多になくてうるう秒加算の時だけ余分に出てくるんですね.
ちなみに,本日2015-07-01T08:59:60 がうるう秒として加算されます.
話を戻しますね.
このブログの記事のアップには日付だけだけど
コメントには日付と時刻が表示される仕様になっているんですが,
さすがにこれはISOに準拠させることが出来ませんでした.
“T”が入らないんですよねぇ.
うーんちょっぴり残念です.
| 固定リンク
コメント