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面取り

B140809_01
通勤バイクであるサーモン号(コナ・ジェイク)ですが,
フロント・ブレーキを掛けると「カキン」という音とともに
急激な制動Gが掛かってしまうことがよくあります.

別にそれで前転しそうになるとかバランスを崩しそうになるほどでもないし,
周囲に異常と思えるほどの音が出るわけでもないし,
慎重にじわ~と操作すればほぼ問題なくブレーキングできるのですが,
やはり気分がいいもんではないです.

ということで,ちょっとキャリパーをばらしてみましたが,
特におかしな部分はなし.

B140809_02 B140809_03
ならばとパッドの面取りをしてみました.
適当にヤスリで削っただけですけどね.
いちおう,前後両方向ともに面取りしました.

これでちょっと走らせてみたところ,
とりあえず「カキン」は解消してくれました.
しばらく走っても再発しないかどうかは分かりませんけどね.

 

ところで,ディスクブーキの場合,キャリパーの取り付け位置調整が必要です.
ディスクに斜めに付いていたり左右に偏って付いていると
ブレーキの引き摺りやパッドの偏摩耗・早期摩耗を招いてしまいます.

そこで,自己流ですがちょっと考えて取り付け方法を工夫してみました.
自分への備忘録として記しておきましょう.

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ディスクに対してキャリパーが斜めにならないようにするには
ブレーキを掛けた状態にしておけば大丈夫です.
なので,ブレーキレバーをバンドで結わえておいて作業します.

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しかし,自転車用のディスクブレーキは自動車用などとは違い
対向ピストンでもなければ浮動キャリパーでもなく
片押しでディスクを撓ませているだけなので,
ブレーキを掛けた状態でキャリパーを位置を固定するだけでは
片一方のクリアランスが確保されません.

なので,上の画像のようにピストンの中央位置をちょっと押しながら
キャリパーを固定するようにします.

本当は画像の奥側(右側)のディスクとパッドの間に薄いボール紙とかを挟んでから
ブレーキを掛けた状態でキャリパーを固定するのがベストなんでしょうけどね.
とりあえず上記の方法でいい感じに調整できたので良しとしましょう.

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