仕込み
自宅の庭にある木から収穫したカリンの実.
カリンは生食できないとのことなのですが,
そのまま捨てるのももったいないのでカリン酒でも作ってみるかってことで
面倒ですがやってみることにしました.
カリンは果実酒以外でもジャムやシロップにすることもできるようですが,
どれもこれも砂糖や蜂蜜いっぱいの甘~いものばかりで
どうにも乗り気にならないんですね.
カリン酒も基本的に砂糖(氷砂糖)をドバっと入れるみたいですが,
砂糖なしでも作れるよってなWebの記事も見かけたので
チャレンジしてみることにしたわけです.
先ずは定番通り果実酒用ホワイトリカーで作ることにします.
5L広口瓶に紙パックのホワイトリカー1.8L×2でいきます.
カリンは6個を使いました.
追熟して黄色くなってきて触ると油でべとつく感じになったものです.
適当にザクザクとスライスして種も皮も一緒くたに瓶に入れて
砂糖はなしでそのままホワイトリカーをドボドボと注いで,
ちょっと空気層が残りましたが,これで仕込み完了です.
それで,まだまだカリンの実はいっぱいあるのですが,
ホワイトリカーはそれなりの値段がするので
安酒好きなボクですから焼酎でも作ってやろうということで
近くのスーパーで焼酎買ってきました.
ただ,35度の格安ボトル焼酎がなかったので残念ながら25度ので我慢です.
いやね,別にアルコール度数が少なくて酔っ払えないので
我慢するということじゃないですよ.
そこまでアル中じゃない自覚ですから(汗)
アルコール度数が高い方が果実成分の浸出が促進されるのと
保存性が高められるそうなので,本当は35度くらいのが良いらしいのです.
また,20度以下のものだと酒税法でも問題になるようなので注意が必要ですね.
そんなわけなので,アルコール度数が少ない分を補う狙いもあり
砂糖を少し入れることにしました.
実は砂糖は単に甘味を調節するだけでなく,
浸透圧差で果実成分の浸出を促進するのと
防腐性を高めて保存性を良くする効果があるそうなのでね.
って,今までそういうことも知りませんでした.
まぁこの辺は聞きかじりのことなので実際はどの程度大事なことなのか
まったく実感も自信もないですけどね.
こちらはカリン7個を使い,25度の焼酎4Lで,砂糖150g程度で作ったものです.
見た目は果実酒用ホワイトリカーで作ったのか格安焼酎で作ったのか
全然区別がつきませんねぇ.
いちおう,蓋に紙テープ貼って区別しておきました.
とりあえずこのまま半年間・ゴールデンウィークくらいまで放置プレイですかね(笑)
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コメント
マメだなぁ~(笑)。
おいしく出来るとイイですね。
投稿: さそっち | 2014-10-30 11:16
>さそっち さん
いやいやマメでもなんでもないですよ.
お弁当や酒の肴をちょいちょいと作っちゃう さそっち さんの方が全然マメでしょう.
美味しく出来たら宴会でも開きますかね.
って,砂糖ほとんど入れてないので一般的な味ではないと思いますけどね.
投稿: JET@会社 | 2014-10-30 22:57