MPS研究会
もう10数年患っていて,先日も発症してしまった謎の両脚の疼痛.
謎というのは今まで5件くらいの病院に行っても
コレといったはっきりした病名も原因も特定できずにいるのでそう書いているだけで
ボクとしては もう何年も前からこのMPS ではないかと睨んでいるわけですが…
MPS(Myofascial Pain syndrome) 日本名では筋筋膜性疼痛症候群です.
まだ詳細不明なところはありますが,ボクの理解の範疇で簡単に言えば
筋肉損傷→神経伝達→筋肉緊張(硬直)→血流障害→筋肉損傷の悪循環ですかね.
そこに,ミネラル・ビタミン不足やストレス,心的要因,環境などが複合的に絡んでくると.
その点では以前に長らく通っていた壬生の病院で診断された
「シンドロームY」(複合因子症候群)というのもあながち的外れではないんでしょうね.
で,このMPSの場合,筋損傷時なら血液検査にCPK異常として出てきますが,
それ以外はレントゲン,MRI,エコー検査などで異常は発見できないため
日本の西洋医学では“原因不明”“謎”ということになってしまうようです.
どうやら,ヘルニア腰痛とされているものの中にも
実はこのMPSであるケースが多いらしく,
それなのにヘルニア手術を施されて全く治らないという患者さんも多いとのことです.
で,確かボク自身が最初にMPSを疑って調べていた頃(2007年)には
日本ではちゃんと診断できる医療機関はほとんどない,
ましてやこれといった治療法も確立されていない,
ということで愕然とした覚えがあったのですがっ!
今,改めて調べてみると,MPS研究会ってのが2008年2月に発足していたようです.
活動状況やその結果について,
一般患者に影響を及ぼすほどのものかどうかは不明ですが,
たとえ僅かであっても期待というか一筋の光になるものと言えるかと思います.
そして,なんとその研究会の事務局の所在地は群馬県前橋市の病院内,
会長さんもその病院の院長さんがやっておられます.
自宅から10数キロ,車で30分ほどで行ける場所じゃないですか.
時間を見つけて行ってみよう!
PS:「筋疼痛」というブログカテゴリーを作って,
今まで適当につぶやいたりぼやいていたもののうち関連ありそうな日記を
まとめてみました.
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