東北寿獅オフ 初日前編
先週末の東北・寿獅オフ参加,12日・土曜日の集合からの日記です.
先ずはイオン石巻店の駐車場から連なって昼食場所の女川町を目指します.
とは言え,そこは広大な駐車場を持つようなお店ではないため,
近くの仮設商店街である「きぼうのかね商店街」まで行って,
そこで数台に乗合いしてお店に向かうことにします.
そして,この「きぼうのかね商店街」は元々女川駅前にあったからくり時計の4つの鐘が
311震災の津波で流されてしまい,ガレキの中から奇跡的に1つだけ発見されたことから
命名された仮設プレハブ商店街です.
そう,この女川町は震災前で約1万人の人口に対して,
被災による死者・行方不明者が830名ほどにも上る甚大な被害を受けた地区なのです.
その辺りのことは昼食後にじっくりと勉強することになります.
昼食場所である「おかせい(岡清)」という寿司・海鮮屋さんです.
この店舗も仮設とのことです.
この店では丼物,特に「女川丼」などが人気らしいのですが,
ボクは元祖(?)沼津の寿獅オフを懐かしんでにぎり寿司にこだわって
「特上にぎり」にしました.
うんうん美味しい.ウニなんてもうほっぺたがとろけ落ちそう(*^。^*)
腹ごしらえした後は,女川町の散策,
ではなくて復興途上のイマを正しく知り・考えるツアーですかね.
最初に「おながわ復興まちづくり 情報交流館」というところへ行きます.
幹事のひとりであるKENさんがいろいろと説明してくれます.
というのも,KENさんはこの女川町の復興事業の総仕切り人とも言える方で,
なので,この町のこと,今後の復興事業計画のこと,復興の難しさなどなど
全て自分のこととして知っているわけです.
高台の上に多くの人が並んでますねぇ.
恰好からすると船員学校,海上技術学校とかの生徒さんでしょうかね.
何を見ているのかというと…
その高台は女川町立病院の駐車場となっているところで,
そこから女川港が一望できるわけですが,
そこには未だに震災の津波の驚異的な破壊力を見せつける光景を見ることができます.
ガレキとなっている建物は90゜横倒しになっていることが分かります.
あの日,津波警報を聞いて,この高台まで逃げてきた町民の皆さんが
ここで目の当たりにした光景とは…想像を絶するものであったのでしょうが,,,
なんと津波はこの高台の駐車場をも全て呑み込み,
高さはここからさらに2m近くまで達したとのことです.
ここからさらに裏山まで登った人だけが助かったということなのでしょう.
いやはや想像を超絶してます.
さて,この後は蒲鉾で有名な「高政」へ.
お土産として蒲鉾でも買いましょう,というのもありますが,
ここでしか手に入らないものはこの「女川どうしよう」のステッカー.
“どうでしょう”じゃなくて“どうしよう”ですからね(笑)
さてさて,この後は一度「きぼうのかね商店街」に戻って,
めいめいのクルマで宿に向かいます.
それはまた明日の日記にしますね.
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