最近の腿調
もうかれこれ10数年間も患っていて,
5年前には救急車で緊急搬送・入院する事態にもなってしまったにも関わらず,
未だにはっきりした原因も判明せず,
今も4週間毎と定期的に通院しているという謎の両脚の疼痛,
具体的にどんな症状かというと,
突然に両脚または片脚のふともも(大腿四頭筋)にこわばりを感じて歩くのが辛くなり,
そのまま歩き続けようとすると強烈な痛みと患部の発熱を伴って歩けなくなる.
この状態ではCPK(クレアチン・フォスフォ・キナーゼ)の値が異常に大きくなり,
筋繊維が大きく損傷していると判断される.
最初のこわばりの状態では暫く休むと少し歩ける,
これを“間歇性跛行(かんけつせいはこう)”というそうですが,
一度強烈な痛みを伴う状態までなると暫く安静にして痛みが治まっても
少し動くだけでまたすぐに強烈な痛み=筋繊維の断裂まで至ってしまう.
ってなものです.
結果的には肉離れに近い状態になってしまうわけですが,
いわゆる普通の肉離れのように強い力が加わったときだけに
一瞬にブチッとある一箇所の筋繊維が断裂するわけではなく,
歩く程度の力で大腿四頭筋のあちこちがプチプチと切れていくという感じなわけです.
これが,筋肉疲労を伴うような運動をした数日後に発症することもあれば,
そんなことは一切してないような時に発症することもあり,まちまち.
また,秋口から春先の比較的寒い時期に発症しやすい.
そして,よくよく思い返すと,なんとなく足が重い,全身がだるい,
お腹や排便の調子がイマイチ,尿の勢いも弱い(ちょっぴり恥),
精神的にもストレスがかかっているようなときに発症しやすい気がします.
気のせいかもしれませんが…
ただ,ここ1,2年は随分と快方に向かってきているのかなぁと感じてます.
まぁ向かっているってことは,やはり症状は出ることがままあるわけですが,,,
もともと,暖かくなるとまず大丈夫なんですが,
昨冬も一昨年の冬も歩けなくなるような酷い状態にまで至ることはなく,
ちょっとやばそうだなと兆候を感じる程度に収まっていました.
この“兆候を感じる”ことができるようになったのも改善の表れかもしれませんし,
病院でのひと時のブロック注射や今も処方されている薬(整腸剤と抗凝血剤)の
効果なのかもしれません.
でも,次のようなことに気をつけていることが少しは効いているのかなとも考えています.
1)姿勢の改善…座る・歩く・寝る姿勢
2)筋肉のストレッチ…特に股関節周りや腸腰筋など
3)筋トレと筋肉バランス…腸腰筋や腹筋/背筋
間歇性跛行は血管性と神経性があるようで,
ボクの場合はどちらか特定するには至っておりませんが,
どうもお互いが負の連鎖となってしまっている気がします.
姿勢の悪さが腰・背中の筋肉を緊張させ,
脊椎の変形が神経を刺激し,さらに筋肉を緊張させ,
血流やリンパの流れを悪くし,筋肉に疲労物質が溜まりやすく,筋肉疲労となり,
それがまた筋肉を緊張させ…
あるいは姿勢の悪さや筋肉バランスの乱れが内臓下垂や骨盤の乱れになり,
それがまた神経を刺激し,筋肉疲労に繋がる…
みたいな. そう,なんだかもう何が何だか因果関係が分からなくなってますが.
いずれにしても,そんな原因となっていそうなものを少しでも解きほぐそうということで,
上記の3つを心がけるようにしているわけです.
さてさて,人生を全うするまではに完治するのかな?
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コメント
なんて整理整頓されたキチンとした文なのでしょうか。
感動しました。
文は人なり、ですなァ。
投稿: siro | 2013-06-23 17:30
>siroさん
なんかsiroさんにダメ出しを頂戴したようなので,
もう一度自分の書いた文章を見直してみました.
あきらかな「てにをは」の間違いがありましたので,
直しておきました.
ご指導ありがとうございました
投稿: JET | 2013-06-23 18:03
誤:なんかsiroさんにダメ出しを頂戴したようなので,
正:なんかsiroさんがダメ出しを頂戴したようなので,
人生、二重線で訂正削除したい今日この頃。
投稿: siro | 2013-06-24 06:58
>siroさん
まぁ,振り返って訂正したいのはみんなそうではないでしょうか.
投稿: JET | 2013-06-24 07:44