ハンドルまわり
バースくんこと17バイシクルのバースィズ222のハンドルまわりをちょっと弄りました.
元々は横一文字のストレート・バーがやや遠い位置に付いていたのですが,
バースくんのようなクランクの位置が前の方にある いわゆるクランクフォワードだと
前傾姿勢を取るよりも もっとアップライトな乗車姿勢をとりたりわけです.
前傾姿勢をとらないのならハンドルを押して体重を支えることもないし,
逆にペダル反力を支えるためにハンドルを引いて使わないといけないんです.
そして,ハンドル引くには拳は水平よりも垂直に近いハの字くらいの方が
脇が締まって効率よく引けるんです.
でも,クランクフォワードなのでペダリングする脚,
特に膝とハンドルバーの位置関係が微妙なんですね.
ハンドルバーが近い(後方)と膝とぶつかりやすい.
うーん,なかなか難しいですなぁ.
いろいろ試行錯誤した挙句,こんな形になりました.
ハンドルバーは日東のプロムナードバーというものをチョイス.
プロムナードとはフランス語で散歩の意だそうで,
そういう意味ではポタリング用自転車のハンドルということになるのかな.
といっても,世の中のプロムナードバーと言われているものの形は結構さまざま.
U字型のやハの字に大きく開いたものやビーチクルーザー用に近いものとか.
そのなかから,比較的幅が狭く,開きが少なく,少しライズしているものとして,
これを選びました.
握りの部分が無駄に長かったので,
パイプカッターで両端50mmカット.
それにしてもこのハンドルバー,肉厚だなぁ.2mmくらいある.
なので,元のストレートバー(これも結構肉厚)が198gだったのに対して
このプロムナードバーは333gと135gも重くなってしまいました.
ブレーキレバーは元のものを流用.
グリップはちょっとオシャレで握り心地の良いものに交換.
こちらは元の黒いのも新しい水色のも,31g/個で変わらず.
これだけじゃなく,ステムも交換しました.
元のは無駄に長くてハンドル位置を下げられず,
下げないと引きが使いにくいしね.
しかも,元のはメインがスチール製なのでかなりヘビー.
556gもあったものが349gになりました.
まっ,結局トータルでは72gの軽量化と大した話ではありませんが,
軽量化が目的ではないのでいいでしょう.
真横から見るとこんな感じで付いてます.
プロムナードバーは握りの部分を水平にセッティングするのが普通ですが,
前述のように引きを有効に使えるようにこういう角度にしてます.
ちょっと試乗したところではなかなか良い感じです.
これで,ハンドル周りというかフレームの剛性がしっかりしてると良いんだけどなぁ.
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