いちい
店内も賑わっていましたが,
そのままおひとりなのでカウンターに通されて着席.
基本的にボクはカウンター席は嫌いじゃなくて,
むしろ好む方なんですが…
この店カウンター席は厨房のすぐ近くにあって
茹で時間管理のためと思しきタイマーの電子音「ピピピッ,ピピピッ,ピピピッ」
ってのがひっきりなしに頭に響くのが興ざめですな.
それだけこだわって茹でていると言えなくもないですが,
やはり蕎麦は味・香り・食感だけでなく雰囲気が大切ですからね.
あと,どうやらカウンター席は非・禁煙になっているようで,
ちょうどボクの頼んだものが供されたと同時に
隣に座っていたお爺さんがタバコに火をつけちゃって
せっかくの蕎麦の香りが台無しになってしまったのは至極残念.
愛煙家の方には申しわけないですが,食事の席での喫煙は本当にご遠慮願います.
少なくとも周囲の人が食べている・食べ始めようとしている時には配慮してくださいね.
そばの鬼揚げとは何ぞやと思いましたが,蕎麦掻きを揚げたものとのこと.
白く見えるのはおろしで,だし汁に浸かってます.
蕎麦掻のまま食べた方が美味かったかなぁとも思いましたが,
酒のツマミだとしたらなかなかいい組み合わせになる気もしますね.
そして,肝心の蕎麦.
見た目はちょっと緑がかっていて,太からず細からずのカチッとした感じの麺.
がっつり硬いです.芯があるとか,生茹感があるわけでもなく,純粋にしっかりしてる.
普通に言えばコシがあるのですが,それじゃ伝わらないかなと思いまして…
十割蕎麦でこの硬さ・弾力感・コシが出せるというのはちょっと驚きでねぇ.
そば汁はカツオ出汁がしっかり出ていてやや甘めなもの.
最初の口当たりはさっぱりしていて,次第に甘味が出てくるという感じです.
いや~,満足でした.
逆風に向かって来た甲斐がありましたよ.
満足・満腹の後は足利市内を散策.
足利の路地は趣があって良いですねぇ.
自動車では通れないような路地を入っていくと「権五郎様」を祀る建物がありました.
まぁ,「権五郎様」がなんだか知りませんし,
むしろ左の朽ちた「スミレ」の看板が気になりますが…
右側に進むと,,,あぁ「お好み焼き スミレ」ですか.
でも,どうみても営業中じゃないでね.
というか,もう廃業してますよね.
反対側の路地を散策していると…
ここにも「スミレ」...
ちょっとした冒険心を掻き立てられます.
足利は奥深い街ですねぇ.
おまけ画像:イマイチ意味不明ですが,各人いろいろな事情があるんですなぁ...
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