チェーンライン
非常用ローギヤを装備したバースくんことバースィズ222.
早朝にちょっと試走してみました.
こんな妙な自転車で早朝に走っているのは,かなり怪しまれますね(笑)
で,ギヤ比的にはいざという時に使えるものにちゃんとなってました.
ただ,懸念していたようにチェーンテンショナーによる
チェーンの張りがやや甘くて,
たまにチェーンが暴れて音がするのが気になるかな.
そもそも,買ったときからテンショナーがやや斜めって付いていて,
チェーンラインが真っ直ぐにならず妙な抵抗感があるのも気になっていたので,
その辺りも含めて見直しをしてみました.
まずはチェーンテンショナーのプーリーをシールド・ベアリング付のに交換します.
あぁコレもビアンチェに後交換して付けていたやつの使い回しです.
ただし,ビアンチェはリヤ外装9段変速でナローチェーンを使っていたのですが,
このバースくんは基本がシングルなので幅広というか標準幅のチェーンです.
なので,プーリーの歯自体は狭くても問題ないですが,
そのまま付けちゃうとプーリーゲージ(プーリーの両側を挟んでいるプレート)の隙間が
チェーン幅より狭くなっちゃうから,
プーリー軸にワッシャをかませて拡げて組み付ける必要がありました.
最初それに気が付かずに組んだら,
ガリガリと音がして動かなくなってしまい,
頭の中が???ってな状態になってしまいましたよorz
また,チェーンはひとコマ減らしました.
アウターを使っている状態で少しだけ余裕がある状態ですね.
そしてチェーンラインもアウターを使っている状態で
真っ直ぐになるようにチェーンテンショナーの取り付け角度を修正しました.
上の画像の矢印の部分がチェーンテンショナーが取り付けられているブラケット部分で,
板金をコの型にしたものがフレームの下部に溶接されているんですが,
どうもこの溶接の位置出し精度が悪いみたいなんですよね.
ブラケットそのものも歪んでるし.
なので,ブラケットの歪みを修正し,
テンショナーの取り付け孔を長穴にして適正位置に取り付けられるようにし,
さらにガッチリ固定するために取り付けボルトをプラスネジから
ステンレス製内六角のものに交換して装着.
画像のように上下ともに真っ直ぐ一直線のチェーンラインが合った状態になりました.
これでスムーズな動きになるでしょう.
なにより,気分が良いですね.
全体はこんな感じ.
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