自転車レーン@ツーソン
今年最後の出張となった今回のアメリカ出張では,
あまりバイク(自転車)ネタがなかったのですが,
アリゾナ州ツーソンの郊外道路でのバイクレーンを紹介しましょう.
自動車の右折レーン(左側通行の日本だと左折レーンに相当)がある
交差点にさしかかると,
その右折レーンはバイクレーンと交差する形で設置されてます.
つまり,交差点内で右折自動車が直進バイクを巻き込む事故を防いでいるわけです.
バイクで右折する場合は自動車と同じで,
右折レーンの右寄りを走って曲がるだけです.
合理的で安全な道路の造りになってますねぇ.
さてさて,日本はこのような方向に進むでしょうか???
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コメント
道路に土地を割り当てられればっていつも思います。
ある程度の道路は(最近)歩道の幅も決まっているようですし、昔ながらの道路だと余裕がないですよねー。
そこそこ広い道で実験的に採用してみて欲しいところです。
投稿: 並さん | 2013-01-02 22:36
>並さん
もちろん,このアメリカ・ツーソンは土地に余裕があり,
道路も広くてバイクレーンを設置することも容易にできているわけで,
なのでそのままマネしろとは言いませんが,
それでもこういう自動車優先じゃない考え方は参考にしてもらいたいです.
つまり,今の日本だとこんな構造にしたら自動車が左折(米国なら右折)する時にバイクがいたらバイクの速度まで減速しなくちゃならないじゃないか,だから危ないじゃないか,という発想になると思うんですよ.
でもね,制限速度40mphの道路でもこれが出来るんですよ.
自動車が交差点で曲がるんだから減速するわけで,バイクの速度に合わせてあげればよいだけのことです.
そもそも自転車レーンを設けられないほどの狭い道路なら,自動車の制限速度は30km/hとか40km/hくらいなんだからバイクが居ればバイクの速度20~30km/hに合わせて走れば良いだけのことなんですけどね.
まっ,実際に日本の道交法もそうなっているんだけど,それを勘違いしている自動車ドライバーが多過ぎるのも問題なんですけどね.
ちなみに,以下のようなものが出されてます.
この通り進めば日本もかなりよくなるのではないかと思います.
http://www.mlit.go.jp/road/road/bicycle/pdf/guideline.pdf
投稿: JET | 2013-01-03 07:12