戸隠は遠いから

８月１２日の午後のことです．

史跡巡りをして，お昼をずいぶんと過ぎちゃったので腹ごしらえといきましょう．
信州戸隠蕎麦と行きたいところですが，
ちょっと遠いしどうせ激混みでしょうから須坂の「たけの春」というお蕎麦屋に向かいます．

地元では知る人ぞ知るという有名店だそうで，
戸隠で修業した人がやっているとのことです．
案の定，駐車場は満車で，店内だけでなく入口にも待ちの人たちがいて，
でもあわや売り切れゴメン寸前でして（後から来た人たちは帰されてました），
それでも席について注文してからも随分と待たされました．

でもでも，待った甲斐がありましたよ．
見るからに丁寧に作られ盛りつけられた感じのやや白めの中太のお蕎麦．
見た目とは裏腹に蕎麦の香りはしっかりあり，
もっちりとした歯応えが味わえるものです．
つけ汁はあっさり薄味で蕎麦を引き立てるタイプ．

とにかくもの凄く几帳面で完璧主義の人が作っているんじゃないかと想像しちゃうような
隙のないお蕎麦でした．
なので，時間がかかるのも納得ですね．
ごちそうさまでした．

質・量ともにお蕎麦を堪能した後は，
松代（海津）城址を見に行きます．

城そのものはありませんが，石垣などはきれいに保存（復元？）されており，
太鼓門，櫓門なども復元されています．
周りの山々も含めて瞼を閉じてタイムスリップしたくなりますねぇ．

そして，今春に廃線となってしまった長野電鉄・屋代線を跨いで反対側に向かいます．

ここ（左の画像）は松代城の城主の真田氏の邸宅 「真田邸」
中に入るのは有料なのでパスｏｒｚ
他にも「真田宝物館」ってのもあるけど，こちらもパス．

右の画像は「旧樋口家住宅」，無料なので見学しました(笑)


さらに歩いて「文武学校」，こちらも有料なのでパスｏｒｚ
その隣は現代も立派に機能している松代小学校．
こんな立地条件のところで小学校時代を過ごせるなんて
なんとも羨ましい限りですねぇ．

史跡・文化財巡りはこれにて終了．
そして，各自の車を停めてもらっていた上司の実家のところに戻ります．
その上司のご両親から
自家製“おやき”や家庭菜園の枝豆，トウモロコシ，プチトマトを頂戴いたしました．

この“おやき”，小麦粉を練って中に野菜と餡を入れて焼いたようなものを言うようですが，
ここの家では「味噌を入れる」と「油で焼く（炒める）」という点でオリジナルらしいです．
特に，味噌がいい味出してますね．
いわゆるＢ級グルメとしてかなりヒットするのではないでしょうか．

そして，厚かましいことにその家庭菜園，
と言っても元々リンゴなどの農家を本業としていた家なので，
それ相応な広さの畑・農地なのですが，，，
そこまでお邪魔させていただきましたｏｒｚ
さすがにリンゴはまだまだ青くて，時期尚早でしたね．

リンゴが赤くなる頃にまた来てみたいなぁ(笑)