BMN
ボディ・メカニカル・ノイズ
要するに車体のあちこちから聞こえるビレ音やきしみ音のことですね.
先日,新春多摩オフにラリっ娘で行ったわけですが,
この時にその右のドアから「ビビーン,ビビーン」というビレ音が鳴り続けていて,
神経を逆撫でされるほど不快に感じたので,
さすがにちょいと対策してみようという気になりました.
どうせハーネスのコネクターなどをテープで貼り付けていたのが剥がれちゃったとか,
当たり部分にスポンジなど貼っていたのがボロボロになっちゃったとか,
レギュレーターやインナーレバーなどの取り付けボルトが緩んじゃってるとか
そんな些細なことだろうと思っていたのですが…
ラリっ娘は安グルマなのでドアトリムは非常に簡素で
かなりの部分が鉄板むき出しのままのインテリアですが,
そのドアトリムの内側は意外にもビニール一枚ではなく
吸音層を持った高級な(?)シール材が使われてました.
で,これを剥がしてみても,
予想外にブラブラしているハーネスや緩んだボルトなんてありません.
というより,ハーネスはしっかりクランプされる構造になっているし,
ボルトで締結する部分もほとんどなく,異音が出にくい構造になってます.
見た目で唯一怪しかったのが,
レギュレーター用インナー・ケーブルとドア内側鉄板との当たり.
とりあえず,緩衝用スポンジをケーブルと鉄板の両方に貼っておきましたが,
「ビビーン」と高周波寄りのノイズが出ていることを考えると原因はココじゃなさそうです.
あちこち叩きながら耳を近づけ聞いてみると,
なんとなく怪しいのがレギュレーターの中身.
しかし,これほぼ取り外し不可能,そしてほぼ非分解.
どうみても素人が手を出してはいけない部分でしょう.
ということで,シリコーングリスを目いっぱい注入してみました.
どうしてグリスを注入したのか,単なる勘です(笑)
まっ,元のグリスも変質しちゃってるだろうし,グリスの緩衝作用も期待できるでしょう.
それしかやることが思いつかなかったということもありますが…
それから,この簡素なドアトリム.
布の接着が剥がれてしまっていて,表面にも弛んでいるのが出てきていたので,
ボンドG17とダクトテープで応急処置しておきました.
さて,元通り組み直してちょっと試走してみましたが,
とりあえず酷い「ビビーン」は無くなりました.
暫くするとまた再発しちゃうかもしれませんが,まぁ良かったということにしておきましょう.
他にも右後ろ・やや上の方からたまに「カタカタッ」というBMノイズも出てますが,
しばらくの間は “愛嬌” と思うことにしておきますね.
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