セットバック
ちょいと小エビのライディング・ポジションを弄くってみました.
ロードバイクはもちろん大抵のバイクの場合,
ペダリング効率の最も良さそうなサドル高さに合わせいるので,
サドルに座ったままでは足は地面に届きません.
だから,停まる時はサドルの前に尻をずらして左足を着くわけです.
これ,スポーツバイクの基本ですよね.
でも,小エビのようなママチャリの場合は
前カゴと膝が当たりそうになりやりづらいですし,
どうもママチャリらしくなくなってしまいます.
だから,なんとかサドルに腰かけたままで足が着くギリギリの線を狙いたいわけです.
停止中は右足を踏み出すペダルの位置,つまり時計の2時くらいの位置に,
となると左のペダルが(左側から見て)4時くらいの位置にきて,
すると地面に降ろす左足と干渉しそうになるんです.
真っ直ぐ下に足を降ろせないのでサドルを上げきれないわけです.
また,サドルからペダルの一番遠い位置までの距離が
脚が伸びきる手前の少しだけ余裕があるぐらいにしたいので,
サドルを上げるだけでなくサドルを後ろに引くのも効果があります.
特にサドルを後ろに下げていくとハムストリングを有効に使うペダリングになるそうですし,
もともと前カゴと膝との余裕が無い状態だったので
サドルを後ろに引くのは一石二鳥どころか一石四鳥ぐらいになりそうです.
まずは目いっぱいサドルを後ろに引いて,それから目いっぱいサドルを上げます.
サドルを後ろに引くにはサドルのレール内でずらすだけで足りない場合,
シートポストをセットバックもしくはオフセットの大きなものに替えるのが
常套手段なんでしょうけど,なかなか適度なものが見つからず,
せいぜい20mm程度しか改善できなさそうだったので,
無理矢理の力ずくでやっちゃいました.
こりゃぁ相当にトリッキーでリスキーな取り付け方ですよね.
良い子の皆さんはマネしちゃダメですよ(笑)
いちおう,ヤグラの部分を少し削って当たりを出してるんだけどね.
これでかなりペダリングは自然にできるようになりました.
30km/h巡航も夢ではない?
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