偽造防止
赤Gの事故でドラレコが重宝したとも思ってないし,
そもそもドラレコをそういう目的をメインで付けているわけでもないのですが,
なんだかドラレコ・フェチというかオンボード動画フェチになってしまったので,
新たなドラレコを買ってみました.
吸盤でフロントウィンドゥに取り付けるタイプなので,取り外しは簡単で,
数台のクルマで使い回すには都合が良いです.
もっとも,フロントウィンドゥに吸盤を付けるのは本来法律違反なわけですが…
これをネット通販で買ったのですが,届いてから愕然としました.
ファイル形式が一般的なmp4,asf,aviとかじゃなくて
.ub1という拡張子を持つ完全に独自形式で保存され,
専用のビューアソフトでないと動画を見ることが出来ないのです.
静止画の切り出しだけはjpgで出力することが出来ますが,
肝心の動画が編集できない,ネット上にアップできない,
一般的な動画再生ソフトで再生できないのでは
ボクにとっては何の役にも立たないドラレコじゃないですか.
こんな製品が市場に流通しているなんて知らなかったですよ.
全てのドラレコは一般的なファイル形式で見ることが出来るのが
当然のことだと信じて疑うことはなかったですよ.
そしてまた驚いたのが
独自形式を採用しているメーカー側(日本の代理店のゼンリン)の言い訳です.
「偽造防止」だそうです.
たかだか汎用のドライブレコーダーごときで偽造防止もなにもないでしょう.
偽造してまでナニをこれで証明しようというんですか?
一般的な形式でも偽造するにはそれなりに知識が必要ですから,
ファイル形式を独自にしたところで偽造防止にどれだけ効果があるんですか?
そういう偽造防止をこの製品のユーザーのどれだけの割合の人が望んでいるんですか?
結局,韓国のサイト(ハングル文字ばかりでさっぱり分かりませんが)で
このビューアソフトの英語最新バージョンをダウンロードしてインストールすると,
avi形式に変換することが出来ることが分かり,なんとかゴミ箱行きを免れました.
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