« マグノリア珈琲 | トップページ | サイクルモード試乗編 »

ビアンチェ復活

A091213_07
事故から1ヶ月半以上も経ちましたが,
やっとビアンチェ(ビアンキ・フェニーチェ)が復活しました.
 
どうしてこんなに時間がかかったのかというと,
前輪のリム&スポークがなかなか入手できなかったからとのことです.

ビアンチェのタイヤサイズは20インチなんですが,
この20インチには2種類あって,
タイヤのビードを引っ掛ける構造がHEと呼ばれるものと,
WOと呼ばれるものです.
高内圧に耐えるものはWOでありどちらかと言うと,
HEはマウンテンバイクやシティサイクル向け/
WOはロードレーサー向けっていう感じです.
 
同じ20インチでもタイヤもチューブも互換性はなく,タイヤ径も全然違います.
HEのは406,WOのは451とも言われます.

最近では20インチWOの451を採用している自転車も多く出ているのですが,
それでもたいていのママチャリ系折り畳みは20インチでもHEばかりなので,
451の方のリムもタイヤもアフターマーケットではほとんど出回ってないのです.

元々ビアンチェに付いていたリムと同じものは既に絶版になってしまってるとのこと.
探してもらったら24Hではなくて32Hしかないとのこと.
Hは穴のことで,要するにスポークの本数が24本のものは無くなってしまっていて,
32本のものしかないということ.
 
となると,ハブも32H用のものが必要.
しかも,スポークも換えなければならない.
タイヤ径が違っても,リムの高さが違っても
スポークはそれに合わせた長さのものが必要です.
 
このスポークがなかなか手に入らなかったらしい.
それにしても,32Hはちょっとかっこ悪い.
 
おっと,スピードメーター用のマグネットが行方不明だぞ.
元の曲がったホイールに付けっ放しになってるんだろうな.
捨てられてなきゃ良いけど.

それと,リヤ・サスユニットの支点であり,
また折り畳み時にはここを外すことになるクイック・ボルトが
折損していた部分については,
丁度良い長さのクイック・ボルトが見つからずに暫定で内6角ボルト&ナットで固定.
 
見た目はすっきりしてるけど,いざ折り畳む時は面倒だねぇ.

 

そしてそして,ビアンチェを受け取ったその足で,加害者宅へダメもとで行ってみました.
もう何度目だろうか...
 
そしたら,油断してたのか,観念したのか,ドア開けましたよ.
驚いた顔してたから,きっと油断してたんだろうな(笑)
とりあえず自転車の修理代は回収しました.

|

« マグノリア珈琲 | トップページ | サイクルモード試乗編 »

コメント

復活おめでとうございます。451ホイールってそんなに数出て無いんですかね。
入れ替わりで(?)自分のハンマーヘッドが現在フロントホイールの修理待ちです。こっちは451のうえに14Hというさらに特殊な仕様故に修理は絶望的だそうですが。新品交換だと高いんだよなあ。

投稿: あるでんて | 2009-12-16 12:24

>あるでんてさん

451ホイールも完組みだと出しているところもあるけど,前輪だけってのはあまりないみたい.
まぁ,お願いしていた自転車屋さんはそんなに小径車に強いところではないので,色々探すのに手間取ったようでもありますね.

まっ,とにかく,お互い大した怪我にならずによかったですね.

投稿: JET | 2009-12-17 05:30

>451ホイールも完組みだと出しているところもあるけど,前輪だけってのはあまりないみたい.

確かにちょっと調べても「前後輪セット」「後輪のみ」というのはあっても「前輪のみ」って無いですな。ところで

>こっちは451のうえに14Hというさらに特殊な仕様故に

どうもウチのは451じゃなくて406だったみたい。タイヤが20x1-1/8なんて分数表示だったので勘違いしてました。

>まっ,とにかく,お互い大した怪我にならずによかったですね.

自転車は最悪全損でも買い換えれば済みますが、人間はそうはいかないですからねぇ。

投稿: あるでんて | 2009-12-17 12:18

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ビアンチェ復活:

« マグノリア珈琲 | トップページ | サイクルモード試乗編 »