C4 Picasso
シトロエンC4ピカソが昨日・今日とデビューフェアということで,
近くのハンユウオートに行ってきました.
6EGS(6速エレクトロニック・ギヤボックス・システム),
パノラミック・ガラスルーフ付きのオーアノディゼ(金色というかメタリックイエロー)という
ボクが注文した(勿論,プライベートで注文したのではありません)のと全く同じ組み合わせの
試乗車もあり,早速試乗させていただきました.
あいにくの雨の中でしたがあの視界の広がり感は異次元の感覚ですね.
それでいて,国産ミニバンにありがちな妙にダッシュボードがだだっ広いだけで,
実はAピラーが邪魔で必要な視界が確保されておらず
車幅感覚も掴みづらいということが無いのが凄いところです.
視界だけじゃなくてあらゆるところがアバンギャルド,でも実用的.
正直,「やられた!」って感じ.
走らせても,シトロエンらしい独特な乗り味があって,思わずニンマリ.
残念なのはステアフィールがちょっとプジョーっぽいところ.
C3は電動パワステだからソフトウェアのセッティングで味付け変えられるので,
ちょっとセルフセンタリングを感じさせるようなフィールにしてあるけど,
C4系は電動ポンプ+油圧パワステなのでセッティングの自由度が少ないからなのか
ちょっと戻りもねっとりしたプジョーっぽいセッティングなのです.
これはこれで悪くはないけど,
シトロエンのようにおっとりとロールさせる足だとコーナー出口でロールが残っていてステアリングも戻しも遅れがちになるからもう少し積極的にステアリングを戻そうとするセッティングの方がバランスされると思うんだよね.
その他,ちょっと気になったのはパドルシフトのクリック感が乏しく
シフトの表示も見難いこと.
たぶん,普段はオートモードで走りなさいってことだろうね.
フランス車・シトロエンというイメージやサービス体制,
そして約350万円という価格を考えると売れまくるってことは難しいでしょうけど,
日本でどれだけ受け入れられるかは興味のあるところです.
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コメント
Aピラーの三角窓。視界確保を考えたら単純なことを
しているんだけれど、あの運転席のルーミーな感じは
目から鱗ですよね。
インパネのデザインと合わせて本当に未来的。
こっちではさっそくタクシーでばんばん走ってますよ。
5席バージョンのウィンドウグラフィックも未来的で、
シトロエン、突っ走ってる感じです。
投稿: noby | 2007-06-24 19:02
先日TVのくるまのつぼってやつで紹介されてました。
あの視界の広がりなんか落ち着かなそうな感じでしたがどうです?
デザインはちょっと魅せられました。
投稿: おおたけ | 2007-06-24 19:33
>nobyさん
ほんとに最近のシトロエンは突っ走って,突き抜けていますね.勇気付けられると同時に,逆に自分たちの発想の貧困さに情けなくなってきちゃいますよ.
>おおたけさん
クルツボ,ボクも観ましたよ.
視界は良すぎるなんてことはなくて落ち着き感は問題ないですね.ただ,色も含めて注目度はかなりあるし,外から丸見えのようなので,独りで乗っているのは恥ずかしかったですね.
投稿: JET | 2007-06-25 05:46
注目度からスターJETさん・・なんちゃって(^^ゞ
投稿: おおたけ | 2007-06-25 19:35
アンテナ低い私は、この車全く知りませんでした。お恥ずかしい。
ネットで検索してみた第一印象は、、、ミニバス!?
外観も運転席の視界も、そんな印象を受けました。
私の中ではタントが、そんな位置づけなんですがどうですかね?
機会があれば一度乗ってみます。
投稿: よっしー | 2007-06-26 00:09
>おおたけさん
注目されてたのはクルマであって,乗ってたボクではありませんから.
>よっしーさん
ちょっと感覚は違うけど,タントも衝撃的だったなぁ.ピカソにしてもタントにしてもボクの今の生活スタイルからすれば欲しいクルマではないけれど,ここいうクルマづくりの方向性はすごく共感持てるんだよね.
投稿: JET | 2007-06-26 03:30