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レース・テクニツク?

R070113_001
車の取り扱い説明書なんて滅多に読まないんですが
ヤフオクでff-1の取り扱い説明書を入手したのでざっと眺めてみました.
 
ちなみにこの取説はツインキャブ・エンジンを積んだスポーツグレードの1300Gスポーツは
含まれてなく,タコメーターも無いおとなしいセダンの方だけを対象にしています.

そこにこんな記述が.

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◇スポーツ走行コーナリング テクニツク

まず車をよく理解することは前述したとおりです。このスポーツ走行はレース、ヒルクライム等のテクニツクであり、この場合はFF方式の特性をよく理解して走つてください。
シヤープなハンドルとブレーキとアクセルペダルのふみ加減からのパワーオン、オフの車の軌跡をよく判断し、それを大いに活用してください。

FR車、RR車とはコーナリングテクニツクは異なります。頭に入れておいていただきたいのは、ハンドルは車の動きを変化させるものですが、スバルFF-1は使い方によつて車の動きはアクセルペダルとブレーキで行ない、ハンドルは車の動きを復元させる働きに変わります。
要するにカーブに入るときにハンドル操作と同時にアクセルペダルを離せば、後のタイヤはスキツドを始めます。しかしFFのため不安感はありません。その後ハンドルで進路の修正と同時にアクセルペダルを踏み込めば、そのカーブをスムーズに出ることが可能です。これがスバルFF-1のスポーツ走行コーナリングテクニツクの特色です。

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いやー,ビックリ.なんせ「ッ」がでかい! じゃなくて,
普通の乗用車の取説なのにレース&ヒルクライムテクニックまで解説している.
しかも,いわゆるタックインを使えと.後輪が滑っても不安感はないと.恐るべし.
 
いや,後輪滑ったら恐いよ~.

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コメント

タックインの解説書!
そう表現するのか!に感心。

投稿: 並さん | 2007-01-14 00:30

>並さん
この表現,よく分からないよね.特に中段の部分.
これ読んだだけで,実践できる人はいないな.

投稿: JET | 2007-01-14 01:25

ここに'68年のスバル1000スポーツの広告文をご紹介いたします。
原文そのままです。

カーグラを読む........
スバルスポーツに乗る!
人生を豪快に生きる

前輪駆動が勝負のキメ手!他車が尻込みするダートコースを豪快に走破...。一気、ハイウエイに出れば、標準装備ーラジアルタイヤが発揮する、抜群のロードホールディング。加えて”信じがたい”とまで言われる0→400m 17.7秒(2人乗車)。この車を、レベルの高いカーグラ読者に捧ぐ!

1000cc 67馬力・0→400m 17.7秒(2人乗車)・実用最高速度150km・SOLEXツインキャブ・デュアルラジエター方式・前輪ディスクブレーキ/東海道統一現金正価62万円

当時の雰囲気を察していただけるかと(笑)

投稿: アライ | 2007-01-14 20:52

>アライ(Araipro Ⅲ)さん

当時の貴重な(?)資料の紹介ありがとうございます.
さすが,アライさん,当時青春まっさかりってとこだったんでしょうか?

投稿: JET | 2007-01-14 23:13

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