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新書「デザインを科学する」を読了

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ソフトバンククリエイティブ発行のサイエンス・アイ新書
「デザインを科学する 人はなぜそのに惹かれるのか?
ポーポー・ポロダクション著を読みました。

著者の名前も変わっていて謎ですが
左開きの横書きで新書としてはやや横幅が広く
さらにオールカラーというちょっと変わった本です。
まぁ元エンジニアにとっては読みやすい本とも言えますが。

単純に興味本位で読んでみました。

この本でいうデザインは工業製品も含めた商業デザインのことが主体です。
それについてはこのように書かれています。      (以下引用)

  デザイナーがさまざまなデザインをする場合、このようなイメ
 ージについて考えるのが大切である。デザインを通してなにを表
 現するかではない。それはアーテイストの仕事である。商業デザ
 イナーは、見た相手からなにを感じてもらうか、使った相手がど
 う感じるかを考えるのが大事なのである。製品の場合は、デザイ
 ンの内容が相手に好意的に伝わらないと意味がない。 (引用終わり)

そして、それだからこそ“科学”する必要があるということなのでしょう。
形や色、配置や配色などの観点から人は
どのようなイメージを受けるのかが解説され、
続いてそのイメージと物理特性をリンクする取り組みが紹介されてます。

ここでは、「かわいい」「平凡な」「派手な」「お洒落な」
という4つのイメージワードと図柄(形)と色の
調査・分析結果が紹介されています。

紹介されているのも一部分のようですし
まだまだこれでデザインの全てが科学されたみたいなものでもなく
それらが即商業デザインに使えるというものでもないですが
そういうアプローチをしているということだけ理解すればいいのかなという感じです。

なにせ、結局著者はこのように書いているのですから。 (以下引用)

  デザインと好みの関係に法則を見い
 だそうと調査に挑戦したが、それはもろくも崩れ去った。結論か
 らいうと、デザインの好き嫌いはあまりにも個人差が強くて
 (中略)    などの法則は、見いだせなかった。「好み」は
 本当に十人十色、もしくはそれに近い。それに、デザインに対す
 る好みは時代とともに変化するし、1人ひとりのその日の気分にも
 大きく動かされていまう。             (引用終わり)

あれってなっちゃいましたね。
科学するじゃなくて「科学したかった」で終わりですか?

 

面白いなと思ったのは、本題とは直接関係ないのですが
人間はL錐体(赤)、M錐体(緑)、S錐体(青)で色を知覚しているが
女性には遺伝的に深紅と朱赤のそれぞれを知覚できる
4色型知覚の人が数%から数10%いるのだそうです。
男性にはこの4色型知覚になることはないそうです。

だからなんだと言われるとそれだけのことでしかないのですが
へぇ~と思ったということです(笑)

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