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カルロス・ゴーン・ショック!?

日産自動車の会長だったカルロス・ゴーン氏が
金融商品取引法違反容疑で逮捕されたのが11月19日のことですから
もう旬を過ぎた話題になってしまった感もありますが、
かといって何もかも明らかになって事態が収拾したわけでもなく
これからもいろいろなことが起きるでしょうから
まぁ今さらですがちょっと思ったことを書いてみましょうかね。

といっても、これに関することについて独自の情報を持っているわけでも
法律や企業活動に対する知見があるわけでもありませんので
単なる感想というか無職のつぶやきでしかありませんけどね。

そして、早期リタイアした無職が話題にするとなると
高額報酬のことや、その金銭感覚や、どうしてそんなにお金が必要だったのか、
それとも必要ないのにお金の亡者になったのか、
あるいは後継者に引き継いで引退をしなかったのかなどの内容になりそうです。
もしくは、ルノー、日産の株価などについての内容かな。

ただ、ボクにはあまりにも実感の湧かない額の話ですし
正直あまり興味もありませんので、
ここでは単に元業界人(といっても無論下っ端ですが)として
および単にいちクルマ好きとして思った事を書いてみましょう。

大昔、ボクがスバル(富士重工)に入社した当時、富士重工は日産系列でした。
といいますか、日産と興銀(日本興業銀行)が筆頭株主でした。
そして、日産パルサーなどを富士重工の工場でも委託生産していました。

でも、富士重工の工場稼働率を上げて富士重工の収益に貢献してくれたのか
日産の工場で作れない、あるいは作りづらい車を押し付けられていたのか
よく分からなかったところもありますけどね。
パルサーGTI-Rなんてのは明らかに後者だったでしょうし(笑)

話は脱線しますが、この時代の富士重工の工場って
ものすごく多品種少量生産・混流生産をやっていたんですよ。
軽自動車は専用ラインでしたがほぼ軽自動車みたいな
ジャスティ、ドミンゴから、ブラット、パルサーまでを
ひとつ製造ラインで作ってたりしてましたから。
エンジン横置き、縦置き、前置き、後置き、モノコックもフレーム付も
みんなひとつの製造ラインで作っちゃうなんて不思議なメーカーですよね(笑)

そんな製造の分野では日産系列というか親会社的な日産を意識したものの、
共同開発車(実際に共同開発プロジェクトはありましたが途中で中止)もなく
プラットフォームや部品の共通化もなく技術交流などもほとんど無かったので
あまり日産系列とか日産が親会社(筆頭株主)という感覚も薄かったです。

それでも、その頃の社長は日産出身者と興銀出身者が交替で来ていて、
その点だけは富士重工の立場が惨めなものだなぁと感じていたものです。

 

その日産が業績不振に陥りルノーが資本参加して
カルロス・ゴーン氏が日産に入ったのが1999年のことです。
コストカッターと称されたゴーン氏により日産社内のリストラはもちろん
系列の部品会社の整理統合などが強力に進められて
それとともに富士重工の株も放出されGM(ゼネラルモーターズ)へ売却されました。

つまり、ゴーン氏によって富士重工はリストラされたわけです。
ですからその時富士重工社員だったボクもある意味では
ゴーン氏によってリストラされたわけですね。
まっ、あくまでもリストラクチャーという意味でありクビではないですし
別にゴーン氏に対して何らかの感情があるわけでもないですが。

ただ、やはりゴーン氏からみれば富士重工・スバルというのは
役に立たないお荷物だと認識されたのでしょう。
あの当時に軽自動車にも意識がいっていたらスバルの軽自動車を
日産に取り込もうという考えも働いたかもしれませんけどね。

そのことが今のスバルにとって良かったのか悪かったのか、、、
それはなんとも言えませんし分かりませんねぇ。
ただ、個人的にはスバルが軽自動車から撤退したのは
それが選択と集中として止むを得ないことであったとしても
やはり残念至極という思いは今でも持っていますから
もし日産がスバルの軽自動車部門を結果的にでもなんらかの形で存続させていたのなら
どうなっていたのかのかなぁと考えることはありますね。

その後、日産はゴーン体制のもとで業績のV字回復を遂げます。
一方、富士重工はGMグループの一員として生き残りを賭けますが
これが文字通りの賭けという状態で正直あまり巧くはいかなかったですね。
そんな中で、今度は2005年にGMが業績悪化によって
真っ先に富士重工の株を放出(涙)
GMにとっても富士重工・スバルは要らない会社と認識されたんでしょう。

 

ここで、トヨタが富士重工株を買い取り(といっても10%以下ですが)
救済してくれたというわけですね。
まぁ本当に救済だったのかどうかよく分かりませんが……

ところで、2009年にトヨタはアメリカ合衆国で暴走問題やらリコール問題やらで
大きな打撃を受けます。
どうも富士重工の株主となると業績不振に陥るという
厄介株&厄介会社の伝説すら生まれてしまいましたが、
まぁその後トヨタは立ち直りましたから良かったですけどね(笑)

 

さて、日産はその後も比較的安定して好業績を続けて
ルノーよりも収益が上となって親子会社の関係が逆転するようになります。
日本国内では軽自動車販売もやりだし、OEMだけでなく
三菱自動車との共同開発にも着手しますが、、、
先の燃費偽装事件の発覚を機に三菱をルノー・日産連合に取り込みます。

まぁこれなんかは何やら仕組まれた感ありありのそんなきな臭さを強く感じましたね。
だからといって三菱が被害者的立場ではないですし燃費偽装は悪質ですが。

そして、今回のゴーン氏の逮捕、これまたクーデター説とかいやテロだとか
いろいろと報道されたりしていますが、なんにせよきな臭さを強く感じますね。
この手のドロドロした政治的なことには関わりたくないというのがボクの本音ですし
実際問題としてもうどうでも良いことなので憶測や詮索で書きませんが。

それにしても、今までにボクが自分の愛車にした国産車って
スバル、日産、三菱なんですが……
どうも不祥事やお家騒動が取りざたされるメーカーのクルマばかりですな(汗)
ただ、プジョー、シトロエンも愛車にしてますがルノーは未だなかったですけどね。

 

さてさて、支離滅裂な内容の文章になってしまいました。
たいへん申しわけありませんorz

この先、日産が(三菱も)がどのような経営体制としていくのか
ルノー・日産・三菱の三社連合もどうなっていくのか
それ自体はあまり興味ないですが、そのことによって
今後の日産車がもういちど魅力あるものになっていくのか、三菱車はどうか、
はたまたルノー車にどんな影響が出てくるのか、出ないのか。

完全に外野から楽しみにしたいなと思うのでした。

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