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新書「日本人 数のしきたり」を読了

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青春新書の「日本人 数のしきたり」 飯倉 晴武 編著を読みました。
前回紹介の本と“数”繋がりという気もしますが
こちらは数学とはまったく無縁で難しい理屈はでてきませんし
ストーリー展開や起承転結もありませんから
ほとんど何も考えずに流し読みできるような雑学の本です。

“数”そのものに焦点を当てているのではなく
日本人のしきたりについて数を切り口にして
整理して書いているという感じですかね。

幾つか気になった項目、面白いと思った項目を挙げてみましょう。

◆「一膳飯」はなぜ縁起が悪い?
  という話を聞いたこともあった気がしますが、、、
  ボクは子供のころからご飯よりおかずが好きだったので
  育ちざかりの時でもほとんど一膳飯だったですね。

◆前菜に三種盛りが多いのはこの名残
  室町時代の「式三献」という儀式に由来するそうで
  これはお酒の杯を列席者に順番に回して飲んでいくのを3回して
  その1回毎に酒の肴が替えられるので3つの肴になるのだそうです。
  酒を3回まわすのは神前結婚式の三々九度にも通じるものです。

◆五月五日はもともと「こどもの日」ではなかった
  古代大陸では薬草を採取する日で毒気を祓うものとして菖蒲を使ったそうで、
  それが武家社会で菖蒲→尚武(武事を重んじる)ことから
  男の子の節句になったということだそうです。

◆「どっこいしょ」の語源となった「六根清浄」
  山岳仏教の行者が山岳修行の際に唱えていた「六根清浄」
  (六根に具わる煩悩を浄めるため)から転じて「どっこいしょ」になったとか。
  そんな馬鹿なという感じもしますが、TV番組かなにかでも聞いた気がするなぁ。

◆村八分――十分ではないもっともな理由
  村(共同体)には冠、婚、葬、追善、出産、建築、旅行、火事、水害、病気の
  交際十種があるが村八分は葬と火事以外の8つを仲間外れにすることだそうです。
  火事は隣家にも影響するので当然でしょうが
  村八分にされても葬式は出してくれるということなんですかね。
  というより、村八分にされても村の中で暮らすことは許されたんですね。

◆なぜ、いかさまを「八百長」というのか
  明治時代の八百屋店主の長兵衛からきているそうです。
  なんとなく聞いた気もする話ですが、これが“しきたり”?

◆千住札の貼り方にはルールがある
◆弥勒菩薩が降臨するのは、なぜ五十六億七千万年先?
◆彼岸に供養すると、西方十万億土にある極楽浄土に行ける?
  うーん、まったく聞いたこともないことばかりでした(笑)
  他にもいっぱいありましたが。

気軽に読める本なので興味がある人は読んでみてください。
というより、ネットで調べれば分かるでしょうけどね。

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コメント

関係がないのですが以前読んだ話です。
外国人が不思議がるのはよく日本人が最後にやる三三七拍子や
一本締めがなんできれいに揃うのか驚くそうです。
日本人の血にそういう数が流れてるのかもしれませんね。

投稿: おおたけ | 2018-10-08 19:08

>おおたけさん

なるほど、そうなんですね。

日本人がそういうのに慣れているからなのか
それともお互い空気を読むというか あうんの呼吸を心得ているのか
何かあるのかも知れませんねぇ。

投稿: JET | 2018-10-08 21:58

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