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「卑弥呼以前の倭国五○○年」を読了

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PHP新書「卑弥呼以前の倭国五○○年 銅鐸、明刀銭、多鈕鏡をめぐって
大平 裕 著を読みました。

あとがきにも書いてありますが、
現在日本の古代史は、どの年表を見ても『魏志倭人伝』のとりあげた卑弥呼一人が
浮き彫りとなっているだけで本来あるべきわが国古代社会の本当の姿が見えてこない。
ということから、そこに焦点をあてて書かれているのが本書になります。

でも、なんだか結局は邪馬台国は大和国であって九州じゃないし
卑弥呼は日御子なんだという主張に帰結しているような感じもしますね。
まっ、そこはそこで良いのですが。

それでも、倭国、倭人が大陸の文書に登場するのは『魏志倭人伝』が最古ではなく
『山海経』(せんがいきょう)の中に既に紀元前から
大陸と倭国の交流が記されているとのことです。
これすら初めて知りました。

他にも副題にも書かれているような銅鐸は分かりますが、
明刀銭(めいとうせん)とか多鈕鏡(たちゅうきょう、多鈕細文鏡)など
読めない・なんのことか分からないものも登場してきて勉強になりました。

こういうものの出土範囲から紀元前から倭国は朝鮮半島南西部や
大陸と大いに交流があったとされています。
まぁでも日本人の起源は海民という説もあるくらいですから
むしろ倭人が倭国内だけでどことも交流せずに生活していたと
考える方がむしろ不自然なことですからね。

その他いろいろ細かなことも書かれていますが
少々難解なところや全体像が見えてこないところもあったりして
個人的には消化不良みたいになってしまいました。

それに大和と九州諸国には触れられていますが
出雲が出てこないのもなんだか納得がいかない気がしましたね。

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