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現役最後の1年はめいっぱい節約した

早期リタイア後の資金計画としては以前に5回にも分けて記事にしてきました。
計算方法」では年間支出を抑えることが鍵となると書きましたし、
支出の検証」ではその年間支出で大丈夫かどうか確信を得るための方法を書きました。

いちおうそれでよほどの想定外のことがなければ
老後破産はしないだろうとの自信を持ててはいたんですが、
そうはいっても想定外の事態が起こってしまうことが有り得るわけですから
その時どうするのかの覚悟もしておく必要はあります。

もっとも、この世の終わりとか日本国破綻とかそんな事態なら
悪あがきするつもりはありませんし覚悟を決める覚悟はできてますが、
そこまでに至らないくらいの事態に対してどうするかということです。
世に言われる「下流老人」や「老後破産」になったらどうするかです。

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「下流老人」という言葉を流行らせた張本人はこれだと思います。
いちおうボクも早期リタイア前に読むには読みました。
朝日新書の「下流老人 一億総老後崩壊の衝撃」藤田孝典著ですが、
そもそもいくら超高齢化が進んでも日本人すべてが老後に突入するわけでもなく
ましてや人口減少も進むのに“一億総老後崩壊”なんて
煽り記事以外のなにものでもないのは分かりきってますけどね。

著者によると「下流老人」の定義は
「生活保護基準相当で暮らす高齢者、およびその恐れがある高齢者」
とされていますが、生活保護レベル以下の暮らしをしているのに
生活保護の申請をしないで極貧生活をしている高齢者も多いと問題視しています。

逆に言えば、生活保護以下でもなんとか生きていけるとも言えるわけですし、
生活保護費が憲法25条の「健康で、文化的な最低限度の生活を営む権利」をもとに
算定されている現実から考えれば、文化的でなく生きていくだけなら
生活保護費以下でも十分に可能であるとも言えるわけです。

だったら、もし早期リタイア後になんらかの想定外の事態に陥ってしまっても
最悪の場合としては生活保護で文化的な生活をすることは可能なはずです。
最初から生活保護を当てにして税金も社会保障費も納めずに生きていくのは
どうかと思いますが、少なくとも数十年はそれなりに納めてきたボクですから
想定外の事態の時に頼るという考えは許されるでしょう。
社会保障制度というのはそういうものですから。

 

では、生活保護費でほんとうに文化的な生活ができるのか
それても生きていくだけのギリギリの惨めな生活になってしまうのか…
まぁ、「文化的」の解釈はひとそれぞれでしょうし
「惨め」と思うかどうかもひとそれぞれですから、
ここは一度そのレベルを垣間見てみないと実感として捉えることはできません。

それに、一度その最低レベルを実感として把握できていれば
破産までいかずとも途中で軌道修正していくことが容易にできるでしょう。
また、早期リタイア直前・直後は低空飛行して徐々に高度を上げる感覚の方が
無理がないというか気持ちに余裕が持てるでしょうから、
早期リタイアする直前の1年間はめいっぱいの節約生活を試みてみました。

具体的にはちょうどこのJET-LOGを休止していた
2016年元旦から2017年3月までの15ヶ月の間、
ボクとしての超節約生活してみたわけです。

もっとも、途中でAKB38を買っちゃったりしましたので
そういう臨時出費は別枠と考えましたけど、
ざっくり言えば生活保護費レベルの年間100万円以下で
十分に生活できることが分かりました。

炭水化物ばかりの食事でもなく、毎晩かかさずワイン飲んで酔っぱらって、
たまには外食したり宴会に参加したりして、
本やCDなど買ったりクルマやオートバイに乗ったり、、、
ボクとしては節約を意識して我慢することは皆無なわけではなかったけれども
十分にそれなりに文化的な生活をすることはできたかなと思ってます。

実際に生活保護を受けるとなればクルマやオートバイや自宅も所有できないなど
お金以外の制約も多くなるのでそんな簡単な話ではありませんが、
少なくとも生活保護費だけみれば文化的な生活は十分可能という結論に至りました。

そりゃそういうふうに定義されているのだし、実際に生活保護受給者が
パチンコや公営ギャンブルで遊ぶ金も十分あるのですから
それを文化的というかどうかは別にしても最低限の生活費+αは貰えてるわけです。

むしろ、ボクの実感としては生活保護費って貰いすぎだよなという感想ですね。
と書くと一部団体の人からバッシングを受けるかもしれませんが。。。

 

というわけで、早期リタイア直前の1年間の超節約生活を通して
自信を持って早期リタイアに踏み出すことができました。
そして、今はその時よりちょっとだけ贅沢しています。
まぁ贅沢というより節約の意識を少しだけ緩めているというくらいですけどね。

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