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リタイア後の資金計画~支出の検証

前回、早期リタイアの資金計画の計算方法まで説明してしまったのですが
そこで最重要の鍵となるのはリタイア後の年間支出であり
それについて次回でもう少し補足しますと書いたので、
予告通りそれについて書いてこのシリーズ(?)も終わりにしたいと思います。

年間支出については、現役時代から把握しておいて
それとそんなに変わらないはずということを以前にも書きました。

また、細々としたリスクやら大物買い物やらをリストアップしなくても
年間支出の1割とかを貯金というか先送りするようにして
その分を年間支出の予算に加えておくという考え方も以前に書きました。

ですから、これで年間支出は決められるはずなんですが
いかんせんくどいようですがその大小が
リタイア後の生活レベルを規定しまいかねませんし、
これが間違っていたら思い描いていたリタイア後の生活とは
かけ離れたものとなってしまいかねませんから
本当にこれで大丈夫かと心配になろうかというものです。

ボクもいちおう大丈夫のはずだと思っていても
どこかに不安な気持ちもあり、
それを払しょくするだけの材料を欲しがっていた部分もあったと思います。

 

(1)そこで、まずはネットで色々と調査データなどの情報を探しました。

公的なもの私的なものも含めて色々な調査データなどがありますから
老後の生活費などの実態を金額で把握することは可能です。
ただし、それには幾つか注意することがあります。

先ずはデータの出どころは何処かということですね。
中立的なデータなのかどうかというところです。
保険会社・金融会社などのデータは老後破産を煽って
保険や投資商品を勧誘する意図が見え見えのものも多いですしね。

またアンケートなどは回答者や設問をしっかり把握しないといけません。
実際に老後生活している人たちの実態なのか
現役世代にもし老後になったらという仮定での願望を聞いているのかなど
きちんと見極めないとミスリードされかねません。

それから、平均値を見ないで中央値を見ることですね。
もっと言えば、その生活費で生活している人はこのような生活レベル
というのを把握するのが最適ですが、
なかなかそこまで具体的な情報は得られないので
まぁ中央値で見ればなんとなく普通レベルはこんなものかと
想定できるということですね。

中央値とは小さい順に並べた時に中央に位置する値のことです。
年間支出などマイナスの人はいないわけで
一方で超富豪とかなら年間何千万とか使う人もいるでしょうから
平均値はそのような極一部の超富豪によって引き上げられてしまいますので
平均値より中央値が“普通”の実態をよく表していると言われるわけです。

もちろん、普通ならいいとかそんな単純な話ではなく
あくまでも自分自身がどの程度の生活レベルを意識しているかに対して
それならどのくらいの生活費が妥当なのかどうかを
判断する材料にするということですけどね。

例えば、「ゆとりある老後の生活費は1ヶ月35万円」とかの定番フレーズは
保険会社が20代~60代の人に聞いた夫婦2人の老後生活の願望を
アンケートで聞いた金額の平均値に過ぎないのです。
なので、この金額を元に老後1億円必要とか、いやいやなんかあったら
2億円ないと下級老人になってしまう…というのは
煽り以外の何ものでもありませんからね。

 

(2)次に同じくネットでもより個別的で具体的な情報を漁りました。

個人のブログで生活費や家計簿などを公開している人もいますし
掲示板みたいなところで金額を明らかにして書き込みしている人もいます。

これらはあくまでも他人のケースであって金額そのものが
そのまま自分に当てはまるわけではありませんし、
それらが全てが正直なものかどうかは疑わしいところもあります。

ただ、どのような金銭感覚をもっている人がどの程度の生活実態で
どのくらいの生活費を掛けているかなどをうかがい知ることができますから、
自分の場合はここにはお金かけないとか逆にここはもっとお金かかるなとか
いろいろと相対化して考えることによって
自分のリタイア後の生活費が具体化されてくることになります。

もっとも、徹底したミニマリストの方のブログなどを読んじゃうと
年間50万円以下とかで生活できちゃってたりして
ちょっとそこまでは無理かなぁなんて思っちゃいますけどね(笑)
まぁそれでも刺激になりますし、部分的には参考になりますけど。

 

(3)毎月の定額予算と年間のまとめ予算とに分けてみる。

今までボクは年間支出、あるいは年間の生活費という形で扱ってきました。
でも、人によっては年間よりもひと月ごとの
支出、生活費という形で扱うことも多いようです。

小遣い貰ってる学生とか社会人なりたてのころなら
ひと月の小遣い・収入の範囲内で生活するという意識になるので
ひと月ごとの支出を元に計算するのも分かりやすいでしょうけど、
定期収入に頼らないリタイア後の生活ではあまり意味がないと思います。

ただ、そうは言っても毎月ほぼ定額で支出するものも幾つもあるのは確かですね。
電気代、水道代(2ヶ月毎)、携帯電話・通信費、食費、酒代(家飲み)、雑誌代etc.
ボクは払ってませんが、家賃、駐車場代、固定電話代、新聞代、有料テレビとか
スポーツジム、習い事・稽古事などもあるかもしれません。

一方で、固定資産税、自動車税、自動車保険、車検(2年毎)などは年毎です。
ボクの場合はガソリン代や高速道路代、クルマや自転車のメンテ費用、
ガジェット購入やプラモなど趣味の費用なども不定期ですが
1年間通してならある程度は見積もれるくらいの金額になります。

そのようなことから、毎月決まった額の支出と
それ以外の年間でまとめて計算する支出とに内訳を分けてみることにしました。

例えば、前回の例で年間支出200万円(内リスク対応貯金20万円)としましたが、
これを毎月10万円×12ヶ月+年間まとめ60万円+貯金20万円=Σ200万円
と考えるわけです。 ※Σ(シグマ)は合計の意味です。
このようにすれば自分の生活に対して計画している年間支出が
無理がないものかどうかを検証することができます。

しかも、このように考えておけば、実際にリタイア後の生活に突入しても
支出が計画通りになっているかどうかを確認しやすいと思います。

 

以上、3つの面から年間生活費を検証して
リタイア後の資金計画を確かなものとしました。
“確か”といっても誰も保証してくれるものではなく
あくまでも自分で自分に大丈夫と言い聞かせるだけなんですけどね。

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