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新書「日本の異界 名古屋」を読了

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ベスト新書の「日本の異界 名古屋」 清水 義範著を読みました。

ボクはいちおう生まれも育ちも愛知県ではありますが
名古屋市ではなく知多市(当初は知多町)という田舎でしたし
友達などもあちこちから引っ越してきた人も多かったので
あまりコテコテの名古屋人ではありません。
少なくとも「みゃぁみゃぁ」の名古屋弁は喋っていませんでした。

それでも、大学生の時は名古屋市内の大学まで通ってましたし
様々な場面で名古屋の文化風土に影響を受けてきて育ったのは確かでしょうね。

この本によると、名古屋市は主要8都市中で魅力度ランキング最下位だそうです。
それを名古屋市が調べて自虐的に自ら公表したというのも可笑しいですね。

全国都道府県の魅力度ランキングでは常に最下位争いしている
北関東3県であり群馬県に住んでいるボクですが、
そんな点からもなんとなく名古屋というかその界隈の地域と
北関東は共通する部分があるのかなぁとも感じているので
そういう意味でも興味があってこの本を手に取ったというわけなんです。

 

著者は1947年に名古屋市に生まれ大学まで名古屋で育ちましたが
その後は東京で暮らしているという作家です。

「私は、名古屋のあのグズグズの慣れあいの感じがちょっと苦手で、
あまり帰りたくない気分だと書いたりはするが、名古屋を嫌っているのではない。」
というスタンスで、
「名古屋は名古屋人だけで、本音丸出しで、ツレと助け合って、
得するようにぬくぬくと生活していて、この上なく居心地がいいのだ。」
と書いているのが、あぁ分かる分かるという感じなのですよ。

補足しておくと、名古屋で“ツレ”というのは勿論“連れ”のことだけど
幅広く知人・友人・仲間という意味あいで使われる言葉です。
名古屋ではこのツレ・コネクションの中で生きていると著者は指摘し、
その仲間内だけの慣れないの感じが苦手と言っているわけです。
ボクもそこは同意しちゃうんですよね(笑)

他にも名古屋弁、名古屋めし、100m道路、経済・製造業などについて
どうしてそのようなことになったのかの理由の考察も含めて
言及されていてなかなか面白い内容となってます。

その理由には、東海道は実は名古屋を通っていないからとか
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康や徳川宗春(尾張藩七台藩主)とかが
登場してきて地理や歴史の勉強にもなりますね。

 

生粋の名古屋人がこの本を読んだ感想を是非聞いてみたくなりましたね(笑)

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コメント

 おもしろそうですね。私もエセ名古屋人ですから共通の感想を抱くかも。

投稿: TOMO | 2018-03-14 21:49

>TOMOさん

“エセ名古屋人”、あはは面白い響きですね。
書店で見つけたら読んでみてください。

投稿: JET | 2018-03-15 06:18

私の出身大学がある長野県は愛知県に接しているため,愛知の人が多かったです.瀬戸とか知多とか岡崎,豊橋の人もいて愛知の広範囲に渡っていたのですが,なぜか愛知出身同士で集まる傾向がありました.また,「ツレ」という言葉もよく使っていました.私は大学で愛知での「ツレ」という言葉の意味を知りました.

投稿: shiba | 2018-03-15 08:52

>shibaさん

愛知出身同士で集まる傾向というのはまさに名古屋人気質の表れでしょうね。

勤めていた会社で助かったのは、そこに愛知県人会とかが無かったことです。
正直、この手の集まりで“ツレ・コネクション”に浸かるのは苦手なので。。。

投稿: JET | 2018-03-15 09:53

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