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勤労に疑問を持ったのは大雪より震災後

昨日の記事で、滅多にない大雪のときは無理して出勤しなくても
有給休暇使って休めばいいのになぁみたいなことを書きましたが、

本当にどうしてみんなそこまでして会社に出社するのだろうと
自分の中で本格的に疑問を持つようになったのは、
やはりあの2011年3月11日の東日本大震災後の
様々な出来事がきっかけになったような気がします。

ボクが住んでいる北関東では被災地の惨状に比べれば
人命に関わるほどのことや衣食住などの基本的な生活に支障がでるほどの
甚大な被害が発生したわけではないですが、
震災後のガソリン不足、生活物資不足、計画停電、放射能懸念など
大きな影響がありました。

会社でも事務所施設の損壊で別の建物内に仮事務所を設置したり、
工場でも一部設備の損壊があったり部品供給がストップしたりして
しばらくの間は工場稼働できずに生産が停まったままでした。

その頃ボクは現行フォレスターの開発に携わっており
ちょうどその時期は試作車の完成待ちの段階に入っていたのですが
震災の影響でその試作車製作もストップ&先送りされてしまって
ドタバタと忙しかった…

ではなくて、工場の復旧や部品調達の当事者ではないから
もうジタバタあがいてもどうすることも出来ないので
むしろ仕事は暇になったという感じがしていました。
実際、計画停電なども実施されてましたからその時は
ほとんど仕事になりませんでしたしね。

冷静に周りを見渡してみて、ほんの一部の人たちを除くと
そんな状況下でどうしてもやらなければならない仕事に携わっている人って
ほとんどいないんじゃないかと感じていました。

 

また北関東では震災後のガソリン不足が数週間も続きました。
給油するのにガソリンスタンドに2時間並んだとか4時間ならんだとか…
どこどこのスタンドなら給油できそうだとか
今夜は夜中並んで給油しないと明日通勤できないとかとか、
会社での話題はそんなことばかりでした。

ボクは自転車通勤していたのでガソリンスタンド周辺の
何100mにもおよぶ給油待ち車列渋滞を尻目に
ほんとうにこの人たちは今どうしても給油しなければならないのだろうか
などと疑問に思いながら走らせていた覚えがあります。

遊びに行くために何時間もガソリンスタンドに並んでいた人は僅かでしょうし
なかには被災地支援に向かうための給油で並んでいた人もいるでしょうが、
大半は仕事に行くためや仕事に使うために給油しようと並んでいたのでしょう。

でも、そこまでして仕事をする必要があるのかなぁ
そこまでして会社に行く必要があるのかなぁ
本当にそこまでしなければならない人がどれだけいるのかなぁ
そんな疑問を持ったんですね。

無論、こんな疑問が大なり小なり頭の片隅をよぎった人はボクだけではないでしょうし、
それでもなお大半の人はその疑問を押しやって仕事に出掛けて行ったのでしょう。
現にボクもどうしても仕事に行けない理由もなかったので会社に行ってましたし。
逆に、出来るだけ平常を装っていたいという気持ちもあったので
そのために会社に行くというところに意味を見出そうとしていた面もありましたね。

 

それでも、その時に湧き上がった「どうして無理してでも仕事や会社に行くのか」
という疑問はその後もずーと消えることはありませんでした。
それがボクの早期リタイアを決心するうえで大きな影響を与えたのは確かでしょうね。

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