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新書「重力波で見える宇宙のはじまり」を読了

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講談社 BLUE BACKS の「重力波で見える宇宙のはじまり」
Pierre Binetruy(ピエール・ビネトリュイ)著、
安藤正樹監訳、岡田好恵訳を読みました。

先日の天文入門講座に感化されてこの本を買ったというわけではなく
その前に買って読み始めていたんですけどね。
全350ページを超えるほどだったのと
途中難しくてあまり理解できなかったので
読むのに時間がかかってしまいました。

冒頭には「とくべつな科学知識は必要ありません。」
「一般の皆さんにわかりやすく解説するのが、本書の目的なのです。」
とは書かれているのですが、「量子真空」とか「ヒッグス場」などが
出てくるところから難解になってきてしまいました。

なまじっか中途半端な工学的思考回路ができあがっているだけに
その概念のさらにその先の概念に拒絶反応がでちゃうのかもしれないですね。
あるいはよく分からない部分は曖昧なものとして「そうなんだ~」で
スルーしていけばよいのにそれに納得できずにつまずくんですかね。

それでも後半のそして主題の「重力波」の部分については
先日の講座の聴講も手伝ってか案外と理解できた感じです。

今後2030年代には宇宙空間に超巨大スケールの重力波望遠鏡(LISA)の計画もあり、
それが稼働するようになれば巨大ブラックホールの合体の瞬間をとらえたり
それによってブラックホールの地平線の観測に迫れたり
ビッグバン後のインフレーションをさらに遡って推察することができると期待されています。

そうなると一般相対性理論と量子力学が融合した統一理論なりが
現れてくるかもしれませんね。
まぁ、そうなっても我々の生活は何にも変わらないでしょうが
知的好奇心が掻き立てられるのは確かです。
できればそのころまで生きていたいものです(笑)

 

なお、本書の本題ではないのですが、「ビッグバン」という言葉について
大きなバンという音のような大爆発があってインフレーション(膨張)する
宇宙が生まれたという理論のことだと思い込んでいましたが、
その理論では宇宙創成は温度と密度が無限大の特異点ということになります。
それに対し、宇宙は静止していると主張していた天文学者のフレッド・ホイルが
そんな特異点をバカにするために「ビッグバン」と呼んだのがはじまりだったそうです。

そして今や「ビッグバン」とは宇宙創成の時点を示している言葉であり
その後のインフレーション理論については含まれていないとのことです。
ボクも完全に誤解していましたね。

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