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白洲次郎の「男の金言」と「100の言葉」を読了

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白洲次郎の残した言葉についての本を2冊続けて読みました。
左のはダイアプレス発行の「白洲次郎 男の金言」
 四六判というのですかね持ち歩くにはちょっと大きなサイズの本です。
右のは宝島文庫の「白洲次郎 100の言葉」
 こちらは文庫本なので持ち歩きには便利ですね。

いずれも白洲次郎が色んな場面で発言・発信した言葉を取り上げ
それについて解説をしているスタイルの本で重複している部分も多く
大文字ありで写真入りなのであっさりと読み進むことが出来ますが、
それだとストーリー性や起承転結があるわけでもないので
振り返ると何も残ってないみたいなことになりがちですね。

そもそも白洲次郎がどんな人なのかをある程度は知ったうえで
読み始めないとこの人何言ってるの?で終わっちゃいそうです。

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いちおうボクは以前にこちらの講談社の
「白洲次郎の生き方」馬場啓一著という文庫本を読んで
おりましたので何となくは理解していたつもりですけどね。

で、その白洲次郎ですが、知っている人にはわざわざ説明することはないですが、
一般には終戦直後に終戦連絡事務局次長としてGHQ相手に渡り合い
そのGHQに「唯一、従順ならざる日本人」と言わしめた人物ということになります。

 

って、実はボクはつい最近まで白洲次郎って誰だか知らなかったんですけどね(恥)A160203_2
きっかけは昨年2016年2月に仕事で
北海道の千歳モーターランドへ行った時のことです。
ちなみに当時はまだSTi 出向前で株式会社SUBARUになる前ですから
富士重工社員としてジャーナリスト向けのAWD関連試乗会に
技術説明員という形で参加していたわけです。

その場で、清水和夫氏から「白洲次郎を知らないの?」と呆れられたんですね(苦笑)

清水氏によるとスバルのAWDのルーツには白洲次郎ありとのことなんですよ。
もっとも確たる証拠は何もないようですけど。

スバルのシンメトリカルAWDのルーツは良く知られているように
東北電力の要請を受けて販売ディーラーの宮城スバルが
FFのスバルff-1 1300Gバンをベースに(最初の1台はスバル1000らしい)
後輪の駆動系を追加改造して作ったプロトタイプ車なんですが、
そこに白洲が一役絡んでいたんではないかということのようです。

確かに白洲は対GHQ関連の仕事の後に東北電力の会長に就いていますし、
クルマ好きでクルマの技術・構造・整備にも明るかったと言われています。
ただし、東北電力会長は1951~1959年であるのに対し
スバルff-1の4WDプロトが作られたのは1970年ですから
年代的にはかなりのズレがあるので怪しい感じもしますが、
なんらかの助言や発想が繋がっていたのかも知れないですね。

白洲は若い頃にはブガッティやベントレーに乗ったり
70歳過ぎてもポルシェ911に乗りそのポルシェをトヨタに寄贈して
トヨタ・ソアラの開発に助言したりと高級高額車ばかりの中にあって
スバル・レオーネAWDも所有していたそうなので
その点からもなんらかの思いがあったのかも知れないですね。

 

なんだか本の内容よりも前置きが長~くなってしまいましたが
金言集なので幾つか簡単に紹介するだけにとどめましょう。

・すべての言動にプリンシプルがはっきりしていることは絶対に必要である。
・日本の指導者のいけないことは、物事のプリンシプルを考えないで行動すること。
 ※プリンシプルは白洲が頻繁に使った言葉で「原理原則」に近い概念。
  確かに日本人はなぁなぁで済ますとか根回しとか忖度とか好きですからねぇ。
・押し付けられようが、いいものはいいと素直に受け入れる。
 ※新憲法に対しての言葉ですが、アメリカに押し付けられてしまったものの
  特に戦争放棄の項などそのプリンシプルは立派だ、ということ。
  改憲議論が渦巻く中でこの言葉の意味は重いと思いますね。
・死んだら腐る。
・葬式無用、戒名不要。
 ※死生観がかっこよすぎ。でも腐る前に焼かれちゃう可能性が大ですが(苦笑)

まぁなかなか白洲次郎のような生き方はできませんし
ボクも別に憧れているわけでも崇めているわけでもありませんし、
そういう輩こそ白洲氏は毛嫌いしてたんでしょうが
ボクとしては最期に葬式無用、戒名不要はお願いしたいところですね。
ついでにお墓不用もかな。

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