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続・バンク角

前2輪・後1輪のお買い物自転車である小エビの限界バンク角
あまりにも低くて危険であることを書きましたが,その続編です.

対策を検討する前に先ずは小エビのフロント・サスペンション機構のおさらいです.

B140812_06 B140812_10 B140812_07
分かり辛い画像で申しわけありませんが,まず左の画像を見てください.

青矢印の先のを中心にして緑線で示したサスペンションアームが
黄矢印の方に回転することでサスペンションがストロークするわけです.

すると,中央画像のチェーンが黄矢印のように引き込まれていき
反対側の車輪が逆位相でストロークするようになります.
これで,左側がバンプすれば右側がリバウンドして巧く傾くことになるわけです.

この辺りの動きは こちらの動画こんな動画 を参考にしてください.

そして,バンプ側,リバウンド側ともにストロークを物理的に規制している
ストッパー部分があります.
バンプ側なら右の画像の赤矢印部分のようにウレタンエラストマーが
サスアーム自体に当たることでストロークが規制され,
リバウンド側なら左画像の赤矢印部分のように同じウレタンエラストマーが
サスアームに溶接されたブラケットに当たることでストロークが規制されます.

左右ひとつづつのストッパーでバンプ側とリバウンド側のストローク規制を
やってしまおうというのはなかなか巧みな設計です.
ってこんなことのために肝心のストロークか短いのだとしたら
本末転倒ということですが…

さて,こんな凝った(?)設計をされているもんだから
ストロークを伸ばそうとしてストッパー位置を移動するには
金属部分を削り取って溶接しなおすとか大手術をしないといけません.
素人が手を出すことじゃなくなっちゃいますね.

B140812_12
で,思いついたのがこの超安直な方法.
ストッパーに付いているウレタンエラストマーを外しちゃいました.
エラストマーの厚みの分だけストロークを稼げることになります.

ストッパー当たりは金属同士になるので急激なものになるでしょうし,
サスアームの傷付きや錆の原因にもなりかねないのでしょうけど,
そもそもストッパーに当たること自体が危険な挙動を生んでいるのだから
そうならないようにした方がマシですよね.

B140812_11
これで限界バンク角は34゜まで増えました.
tan(34゜)=0.7Gまで行ける計算です.
その一寸先は地獄かも知れませんが(笑)

この状態で乗って色々と試してみましたが全然大丈夫でした.
最初からこれで良かったのにねぇ.

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