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ワースト3位

県別のバイク(自転車)乗車中の死傷事故の発生率が公表されています.
こちらの毎日新聞のWEBサイトからも見ることができます.
記事ではワースト1位の香川県,2位の大阪府が
飛びぬけて悪くて固定化(2008年から2012年)されていると書かれていますが,
ボクが住んでいる群馬県も2008年のワースト7位から
徐々に悪化し2011年,2012年とワースト3位で固定化されています.

もう少し詳しく見てみましょう.
人口10万人当たりの死傷者数の2008年から2012年の推移では,
香川県は217人から173人と悪いながらも19%減っています.
大阪府は203人から179人とこちらも12%減っています.
群馬県は170人から158人といちおう7%減っていますが,
2011年は170人だったりして明確な減少傾向があるとは言えません.
このまま行くと群馬県が不名誉なワースト1位を獲得するのは確実とも思えちゃいます.

毎日新聞のWEB会員専用サイト(登録無料)では
より突っ込んだ論説が書かれています.
興味のある方は読まれるといいかと思いますが,概要は以下のようなものです.
※まだまだ続編があるので,現時点での話です.

香川県(大阪府)で自転車事故が多いのは次のような理由によると書かれています.
(1)香川県も大阪府も自転車利用が多い地域であり,
 その意味では事故発生率が高いのは当然とも考えられるが,
 そうでない都道府県もあり,
 また欧米では一般的に自転車利用が多くなると事故発生率が低下する傾向にある.
(2)自動車優先の道路整備が進んでいて,自動車の走行速度が速い.
(3)自転車の走行ルールが混在している.
(4)自転車レーンの整備はなく,自歩道(自転車が走行可の歩道)が主体

これってほぼすべて群馬県にも当てはまることですね.
(1)についは,群馬県では山間の地区も広くそこでの自転車利用は少ないので,
  平野部に限れば相当な自転車利用と事故発生率になっているはずです.
(2)についても,完全にその通りで,対自転車だけでなく対歩行者という点でも
  群馬県は完全に自動車優先となってます.
  なにせ自転車に対してのあからさまな幅寄せ・かぶせ・煽り運転する自動車なんて
  遭遇しない日がないくらいですからね.
  これは単に道路行政だけの問題ではなく,
  自動車運転者の意識が「くるま優先」となっているということです.
(3)は(4)と同じことにつながるわけですが,
  群馬県の自転車レーンの総延長はなんとゼロkmです.
  (新前橋駅の前に社会実験で作った260m自転車レーンがあるらしいが)
  香川県も大阪府もゼロkmですが,
  これに対して,群馬県のお隣の栃木県は全国1位の115kmだそうで,
  ここ5年間で自転車事故発生率を大きく改善(▲33%)してきています.
  この差は一体なんなんでしょうか?

果たしてこの先,群馬県の道路行政は変わるのでしょうか?
それともこのまま悪化しワースト1位を目指すのでしょうかねぇ.
群馬県住民としては,バイク乗りとしては,なんとかして欲しいんですけどね.

Photo
いちおうグーグルストリートビューで新前橋駅前の自転車レーンを見てみました.
あくまでも歩道からスタートするという発想がいかにも群馬県らしいですね(呆)

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