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月頭休出+残業

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今日は思い切りボヤキますよ.

というのも,ボクの勤める会社は本日は休日です.
しかも,月頭の土曜日は原則として休日出勤してはいけないことになっています.
そして,これまた原則として休日出勤は8時間までとなっています.
 
がっ.しかしっ,鍵当番ということで朝8時前から出勤させられてます.
しかも,工事業者が立ち入りしており,
トラブル対応とのことでそれに付き合わせされてまだまだ残業です.
 
工事業者のトラブルって何だよ...きっと工事ミスで今年度中に検収できなくなって
大慌てで対応するってことだよな,一体誰のせいだ?

それにしても鍵の番するだけならガードマンを雇えばいいだろうに.
この会社は職制の工数はタダだと思ってるからな.
それは大きな間違いなのだけど.

 
この会社では資格がある一定以上の職制には残業・休日出勤などの時間外勤務はやらせ放題,
そして時間外手当はいっさい出さないということになっているらしい.
実に会社にとって都合の良い解釈である.
 
さらに,機密保持のためと言いながら平日深夜まで居残り最後に鍵をかけて帰れとか,
休日にも出勤して鍵の開け閉め(立ち入り業者の入出門管理)をしろとか,
まことにくだらないことに時間を拘束させられる.

会社側の言い分はこうだ,
「君たちは職制になったのだから,会社側の人間である.
 もう組合員ではない.だから,時間外の制約もないし,時間外手当もない」

確かに,労働基準法第41条第2号(適用除外)により,
「事業の種類にかかわらず監督もしくは管理の地位にある者
 または機密の事務を取り扱う者」(管理監督者)について,
 労働基準法の法定労働時間,休憩,休日に関する規定の適用を除外する」としている.
そして,この会社の中ではボクら職制=管理監督者であるとされている.

ただし,単に「職制」と呼ばれれば法律で規定するところの管理監督者になるわけではないのである.
法律上で管理監督者であると判断するのに参考となる基準としては以下のようなものがあるそうです.
 ①労務管理方針の検定に参画したり、労務管理上の指揮権限を有しており、
  経営者と一体的な立場にある者
 ②支社や支店のある会社の本社課長あるいは独立性の高い支社や工場の長以上の者
 ③上記役職と同等の待遇が与えられているスタッフ職にある者
 ④一般の従業員より高い給料を得ている者
 ⑤ある程度の人事権(推薦する程度ではダメ)を有している者
 ⑥出退勤がフリーである者
はい,全て該当しません.
 
少し補足すると,自分の部下に対しても人事権は持っていません.
採用したり退職させることは勿論できませんし,
他部署との異動に対して推薦できても人事権はありません.
 
時間外手当などない分,ほとんど給料は差がありません.
朝8時前出社~夕方5時以降退社しなければなりません.
フレックス勤務も認められていません.
(一部に誤解していて平気で遅刻してくる職制もいますが…)

逆に法律上で管理監督者であると判断するのに参考とならない基準としては
以下のようなものがあるそうです.
 ①労働組合との協定により指定された管理職
 ②会社が指定している一定以上の役職
 ③管理職手当支給者
 ④暗黙の了解による一律課長級以上
会社側の言い分はすべてこれらに該当しています.

ボクは管理監督者ではないのです.
この会社で管理監督者と言えるような人は
おそらく役員=経営者と一体的な立場にある人だけでしょうね.
それ以下はみんなサラリーマンですよ.
 
だから,時間外手当もなくタダ働きさせるなんて法律違反ですよ.

それでも,会社側はきっとこう言い訳するでしょう.
「あなたの業務分掌の範囲内ではあなたは部下の配置に関する権限があるし,
 あなた自身とあなたの部下の時間外勤務をあなたの裁量で(ある程度)管理できるし,
 あなたにはあなた自身の時間外勤務手当て分をあらかじめ給与の中に付与してあるのだから,
 あなたはその範囲内では管理監督者であるのです」と.
 
これ自体も相当無理があり係争になったらほぼ100%会社側が負けると思いますが,
百歩譲ってそういう解釈に納得したとしても,
まだまだ以下のような決定的な問題が残っています.

1)鍵当番はボクの部下でもなく業務内容もわからない誰かが,
 あるいはボクが依頼・発注したわけでもないどこかの工事業者にために
 時間外勤務が発生しているのだから,
 ボクの業務分掌の範囲外のことです.
 だから,鍵当番は該当する部署の職制がやらない限り
 全て時間外手当を支給しなければなりません.
2)給与の中にあらかじめ時間外手当が含まれているというのならば,
 それを給与明細などで何時間分とか幾ら分と明記していなければなりません.
 そして,それを超えた分については追加で時間外手当を支給しなければなりません.
3)たとえ管理監督者であっても深夜手当は支給しなければなりません.
 けど,この会社では深夜手当を申請することすら出来ないシステムになっています.
4)たとえ管理監督者であっても休日出勤の代休取得は認められます.
 けど,この会社では勤怠管理のシステム上で休日出勤の処理が出来ないので,
 必然的に代休取得も出来ないようになっています.

さてさて,これだけボヤいたら少しは腹の虫もおさまってきたし,
それより腹が減ってきたので,この辺りでおしまいに.

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コメント

 お疲れ様です。身につまされます。

 ちなみに明日は所用により珍しく休日出勤。

 あ~あ。いや自分のせいなんですけどね(笑)

 明日はゆっくりお休み下さい。

投稿: TOMO | 2010-03-06 21:54

>TOMOさん

まぁ,日本の企業はどこも似たようなものかも知れませんけどね.特に製造業は,さらにこの業界は(笑)

ちなみに,明日は休みですが,来週土曜日はこれまた休日出勤確定なのです.トホホ

投稿: JET | 2010-03-06 22:02

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